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どろろ 第24話「どろろと百鬼丸」

第24話「どろろと百鬼丸」

火の手が上がり城に近づけないどろろ。
中では百鬼丸と多宝丸が死闘を繰り広げています。この時点で多宝丸が切られると思ってたんだが・・・

縫の方をエスコートする琵琶丸がジェンルマンだわ~
抜け道から城の中へ向かう縫の方。琵琶丸に呼び止められたどろろにずっとあの子のそばに居てやって欲しいと頼む縫の方。
戻る気が無さそうな言い方だわ。琵琶丸も気付いてるよね。

開かない抜け道の扉を外から開けてくれたのはおっかちゃん(2)の寿海。
ひと目見て百鬼丸の母だと気付きましたね。2人とも美形だからなぁ。
親なら同じ事を考える。寿海にとって百鬼丸は育ての子以上の存在。贖罪や生きる理由だったのかもしれません。

百鬼丸との死闘の中で自分の部屋や馬を与えられたことなどを叫び出す多宝丸。
親に与えられた「モノ」で自分の優位性を叫んでも空しい。でも多宝丸にはそれしかないのかもしれない。

ずっとそばにいたのに母の目に自分は映っていなかった。子供の頃から感じていた満たされない部分を百鬼丸に悟られたようです。
百鬼丸は自分と同じように何かが足りない弟に止めを刺さなかった。
失ったものを求め続けて来た百鬼丸が多宝丸に共感したのかもしれない。

多宝丸が陸奥と兵庫の姿を思い出し、百鬼丸は影だけど寿海や縫の方の姿を思い出したシーンは胸が熱くなりました。
2人にとって足りないものを埋めてくれる存在だったんですね。

自分は人だ、お前も同じ人だ。百鬼丸が修羅を脱し人の道を進もうとしている。
見えなくても多宝丸を見つめる百鬼丸の目が優しい。多宝丸が初めて兄上と呼んだよ(涙)
もっと早く話し合っていれば・・・

百鬼丸の目に宿った鬼神はまだ諦めない。多宝丸を操ろうとするが、多宝丸は自ら目を抉り取り兄に返そうとする。
何だよー多宝丸いい奴になり過ぎじゃんかよー

百鬼丸を食おうとした?鬼神ですがあっさり刺されて沈黙。
崩れる天井から百鬼丸を庇ったのは縫の方と寿海。百鬼丸を抱きしめる縫の方。やっと母のぬくもりを感じられた。
木彫りの観音像を手渡し生きろと告げる寿海。待ちきれず追いかけて来たどろろの声が聞こえる。
2人のおっかちゃんは我が子をどろろに託す。
去り際、目を取り戻した百鬼丸の目に縫の方と寿海の姿が映る。最期の最期だけどきっと忘れないと思う。

空が綺麗だ・・・視力を取り戻した百鬼丸。
どろろが綺麗だ。頬染めるどろろちゃん可愛い!何だよこのイチャイチャタイム!w

百鬼丸が体を取り戻し醍醐の地は崩壊?朝倉との戦も多大な犠牲を出した。
確かめたいことがあると一人出かけた百鬼丸が向かったのは地獄堂。
父・醍醐景光との邂逅。
国と民のためと言いながらやはり天下が欲しかったんですね。戦乱の世で生き抜くためなら何度でも鬼神に人を食わせる。
「俺は人だ。お前も鬼神になるな人として生きろ」
ああ、覚醒した百鬼丸の器がでか過ぎる~鬼神が求めたのは体ではなく百鬼丸の魂だったんでしょう。
鬼神に縋らず、百鬼丸が領主となっていれば醍醐の国も違う形で栄えていたかもしれない。
可能性を捨ててしまった景光。泣き崩れても後の祭りですね。

百鬼丸を待つどろろにもう旅立ったかもしれない告げる琵琶丸。
体と感情を取り戻した百鬼丸は生まれたばかり。自分の中の人の心を確認するために旅に出たのでしょうか。

どろろは父が隠した金を使って武士に頼らず、自分達で治める国を作るようです。
堺みたいな感じになるのかな?

数年後。どろろがすっかり女の子になってる!走るその先に居るのは青年となった百鬼丸。
元から美形だったけど反則級のイケメンに成長してる!TVの前でどんだけの乙女がキュン死したか知れないわよ。

旅から戻ったのかもしれないし、縫の方との約束どおり百鬼丸と一緒に過ごして数年経っているのかもしれない。
どちらにせよ2人の表情から今は幸せだと感じられて良かった。

未完の作品ゆえにいろいろな結末があったようですが、これは希望が持てるいい終わり方だと思います。
どろろと百鬼丸の未来も見てみたい!と感じました(さすがだよ、靖子にゃん)

スタッフ、キャストの皆様お疲れ様でした!

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