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ゴールデンカムイ 第18話「阿仁根っ子」

第18話「阿仁根っ子」

ヒモ谷垣の悲しい過去。

鹿の中で寒さをしのぎ、第七師団の追跡を交わした杉元たち。
大雪山の悪天候では第七師団も追撃を中断するしかなかった模様。
まぁ当然諦めてはいないのは分かっているわけで、釧路で待ち伏せていると踏んで、裏をかいて十勝方面へ下山。
これがフラグにならなきゃいいんだけど。
目的地は同じなので土方一行ともそのうと合流できるでしょう。

フチの様子を聞くために小樽へ電報を送っていた谷垣。
アシリパの叔父に知らせでフチがフチが死に装束を用意していることを知る。
母とフチを重ねた谷垣が心の刻む自分の役目。

谷垣は自分の役目を欲していたようですね。鶴見中尉に過去を語ったときの事を思い出します。
マタギだった事の親友、堅吉とカネ餅の思い出。
谷垣の妹・フミが堅吉に嫁ぎ、仲睦まじくひっそりと暮らしていると思っていた矢先の不幸。
二人が住んでいた山小屋が燃え、胸を刺された妹の焼死体を発見した谷垣。そばには堅吉の小刀。
そのまま姿を消した堅吉がない七師団に噂を耳にした谷垣は復讐のために故郷もマタギも捨て入隊。

軍事訓練と農作業の合間に堅吉を探すがなかなか見つからない。
そして出征間近に届いた兄からの知らせで母の死を知る。フミの死、故郷を捨てて戦争に行く息子を思い心労で亡くなったとか。
フチにアシリパの周りに裏切り者がいると告げたインカラマッを責めたのは心が弱った人間がどうなるか知っていたからなのかー

顔も分からぬほど真っ黒になった決死隊の生き残り。たまたま声を掛けた兵士が杉元。因縁ありますねぇ。
杉元から東京第一師団に秋田の阿仁出身の兵士がいると聞かされる。
堅吉だと確信した谷垣。北海道ではなく東京に居たようです。戦争のドサクサで背中から撃ってやろうと憎悪を膨らませます。

とはいえ、舞台は二〇三高地ですよ。個人の恨みで動けるような場所じゃない。
敵が投げた手榴弾を投げ返すDead or Aliveなキャッチ&リリース。
終いには手榴弾を体に巻きつけたロシア兵が壕に突撃してくるというそれなんて自爆テロ?っ感じの戦いです。
特攻は美徳じゃねーんだよぉ(泣)

壕から飛び出し、ロシア兵を止めた人物の横顔。やっと見つけた妹の敵。
命はあったが重傷。耳も目もつぶれた堅吉は近くにいる「誰か」に最期の言葉を託す。
フミに手を掛けた経緯を秋田の阿仁に住む谷垣家の者に伝えて欲しい。

疱瘡に罹ってしまった妻。普通なら病人を押して山を下りるところですが、堅吉にはできなかった。
家族から疱瘡のものが出たとなれば谷垣家も村では生きていけない。
家を守るため、実家には知らせず自分を殺して村を出て欲しい。妻の願いだったんですね。
もしうつっていなければ、その命をどう使うか、自分の役目を探しなさい。
フミの願いを聞き入れた罪悪感と長く苦しませた遺族に心の傷を思って吐き出した最期の願いだったんですね。

真相を知った谷垣に復讐など意味はない。しかしそれが役目だと生きてきた。
最期にカネ餅を口に含ませた谷垣。その味で相手が谷垣自身だと気付いた堅吉。自分の役目を見つけて命を使い最後に笑えたようです。

自分の役目を欲する谷垣に、お前は必要な人間だと声を掛ける鶴見中尉。
取り合えずクルミ入りのカネ餅を作ってくれと。こういうところが人垂らしなんだろうなぁ。
思わずついていきたくなっちゃう。

シリアスなお話の後、谷垣たちは踊るアシリパさんを発見!何で踊ってるの?w
ここで谷垣合流かな。でもアシリパさんは素直に帰らないだろうし、網走までは同行かしら?
谷垣の過去は壮絶というより悲しい話でしたね。

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