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舟を編む 第9話「血潮」

第9話「血潮」

大渡海完成まであと一息というところでとんでもない事態が発生しました。

辞書作りに前向きに取り組み始めた岸辺。
しかし馬締という人間がいまひとつ理解できない。

岸辺は馬締のことを教えて欲しいと西岡に相談。
まるで宝探しのような西岡の置き土産をたどって見つけたのは13年前のラブレター!
こんなところに隠してたのかw

漢字ばかりで硬い文章ですが、ラブレターだとはわかったようです。
一言、好きですでいいのに・・・
馬締はたくさんの言葉を知っているがそれを表現する術を持たないと評する松本先生。
だからこそ辞書は人に思いを伝える助けになるものだ言えるんでしょうね。

言葉を大切にしてきた人。相手に伝わるように言葉を変え、表現を変える。
言葉を知らなくては選ぶ事もできません。言葉に敏感な人は辞書作りに向いているんでしょう。

差し入れを持ってしっかり覗きに来る西岡w
彼が来ると編集部が明るくなりますね。

大渡海用の紙を開発している会社の青年はダメ出しされても諦めず、改良を続けた甲斐がありやっと馬締から合格点をもらえました。
言葉より先に握手しようと手を差し伸べるところは馬締らしいな。
岸辺にフラグが立ちましたが、岸辺自身はあまり相手の気持ちに気付いて無さそうw

いつまで経っても会議は苦手だと西岡に愚痴をこぼす馬締ですが、辞書の事だとしっかり自分たちの思いをぶつける事が出来るくらい強くなってました。
彼の辞書に対する思いに嘘はありませんからね。

最初に会ってから13年。松本先生はおいくつになられたのでしょう。
最近は体の調子も良くない様子。松本先生のためにも一刻も早く辞書を完成させたい。
しかし焦ってはいけない。

ここに来て岸辺が『血潮』が無い!と原稿から語彙が抜けているのを発見。
他にも載せるべきなのに抜けている言葉があるのではないか?
編集部の本棚が歪むほどの不安感。

今から24万語をチェックし直す事には時間も人手も足りない。
しかしここで妥協する事はないでしょうね。

辞書編集部はこの事態をどうやって乗り切るのでしょうか。
上手くいっていたと思ったのに最後にこれですよ。なかなか安心できませんね。

不穏な空気を払拭するようなCパート。岸辺のデートを成功させるべく集まった面々。
な、南雲さん?佐々木さんが強過ぎるわw
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