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舟を編む 第8話「編む」

第8話「編む」

なんだか落ち着いた感じの馬締と香具矢からスタート。
馬締主任?
西岡の異動も香具矢とのあれやこれやもすっ飛ばしていきなり13年経過してます。
どうやって大渡海中止を回避したんだろう?

辞書編集部にファッション誌・ノーザンブラックから異動になった岸辺みどりが配属される。
馬締は同じ会社の人間にも名刺を出しちゃうところは変わってないんですねw

席は好きなところを使ってください。座れる場所がねーですw
片づけからお願いします。
積み上げられていた書類も出しっぱなしだった本もどんどん片付けられていきます。

しかし所在のない岸辺「アウェー感ハンパない」
「アウェー感とは?」主任、食いついて来ますねぇw
敵陣の中にいる?今の私の状態とか?

違いますよ!言葉の意味ではなく、これだけ整理整頓が上手なら辞書作りに向いているという馬締。
こんな事誰にでも出来ます(いや、誰にでもは無理です)

業者が大渡海用の紙のサンプルを持って訪ねて来る。岸辺にも同席するように頼んだ馬締。
大渡海には24万語が収録される予定。言葉が増えればそれだけページ数が増える。
しかし本の厚さは8センチ以下に抑える必要があるため、薄くて丈夫で裏写りしない紙から開発。

紙なんてあるものの中から選ぶものだと思っていた岸辺は関心。
「ぬめりが足りません」と馬締がダメ出し。

ぬめりとは紙が指に吸い付くような感触。それでいて1枚ずつ捲れる必要がある。
ストレスなくページを捲れることは外せない条件なんでしょうね。
すぐに作り直しますと頭を下げる営業マン。若そうだけど紙に対するこだわりを持っているいい業者さんです。

食事中に考え事。みっちゃんボンヤリです。
香具矢に若い女性と通じるにはどうすればいいのかと尋ねる馬締。
岸辺と打ち解けるにはどうしたものかと悩んでいるだけですが、言葉のチョイスにびっくりするわw
香具矢の方はもう慣れっこのようですが。

香具矢の提案で松本先生や荒木も呼んで岸辺の歓迎会。西岡もしっかり来ていますw
香具矢は自分の店を出したようですね。

西岡が先生を駅まで送りにいく。
馬締と二人きりになった座敷で何となく気まずい岸辺。
そこに香具矢が馬締の連れ合いで店主の林香具矢と申しますと挨拶に来る。
旧姓で仕事してるのか籍を入れていないのかちょっと気になる。

これで場の空気が少し変わったのか、岸辺は自分に辞書作りは無理だと吠え始める。
編集長と記事のことでぶつかる事もあり疎まれていたから追い出されたと感じていた。

違います、編集長からは言葉を大事にする方だと聞いています。
喧嘩したのも言葉を大事にしたからですよね。
岸辺は意外な評価に驚き、辞書作りは無理だと店を飛び出してしまう。

落ち込んでいる岸辺を戻って来た西岡が見つける。
言葉を大事にするというのはどういう事かと尋ねるが西岡にもわからない。

君は右をどう説明する?
岸辺の答えはかつての馬締と同じ。
君は辞書作りに向いている。西岡に保障されてもう少し頑張ってみると前向きになれた岸辺。

自らファッション用語の語釈を申し出る岸辺に編集を任せる馬締。
辞書編集部の一員として歩み始めましたね。

いきなり13年後。荒木は定年、松本先生はご存命で何より。タケさんはどうしたのかな。
大渡海はなんとか中止は免れたようですが、金食い虫扱いは相変わらず。
空白の13年間は劇的な変化がなかったということでしょうか。
せめて大渡海が中止にならずに済んだ理由や、馬締と香具矢が夫婦になった経緯くらいは語って欲しいですね。
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