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夏目友人帳 伍 第8話「歪みなき世界」

第8話「歪みなき世界」

夏目とニャンコ先生はお休み。
名取と的場の出会い(因縁の始まり?)を描いた過去回です。

見える者が途絶えて祓い屋を廃業した名取家。妖怪の報復を恐れる暮らしの中で突然復活した見える者。
悪い物を呼び込むと家族からも疎まれた周一少年。
見える事で彼ももかなり苦労したんですね。

いつか体を這い回る影を追い払う事ができるかもしれない。
独学で祓い屋について調べる名取。家が元祓い屋ですから資料には事欠かないと。

昔名取家に世話になったという人物が訪ねてくる。
名取家が祓い屋として復活する事を勧めに来たがようですが、にべもなく追い出す家人。

式から祓い屋が集まる会合が開かれると聞いた名取は一人会合へ。
そこで出会った同世代の的場少年。年はひとつ下ですが祓い屋としての経験値も家の格も段違い。

的場に木に掛かっている着物が何色に見えるかと尋ねられ、濃い赤色だと応える。
まぁまぁだと言われてカチン。昔から上から目線ですなぁ。
次期当主と名高い的場家の御曹司と片や廃業した元祓い屋。
名取への風当たりが強いのは仕方ないとしても、夏目が連れて行かれた会合でもそうでしたが祓い屋は口が悪い。
力がすべての特殊な世界だからか格下と見るとすごく見下すよね。

名取を気に掛けてくれる祓い屋のタクマさん。
着物は持っている力の強さによって見え方が変わるらしい。妖力チェッカーか?
赤く見える名取はなかなか強い力の持ち主。タクマさんにオレンジに近い赤に見えるらしい。
夏目には何色に見えるのか気になりますね。

何かあったら自宅に来るといい。タクマさんから連絡先を教えて貰って帰された名取。
その後も何度か会合には足を運んでしたようです。

会合にタクマさんが顔を出さない。祓い屋を狙う三本角の妖怪に襲われ怪我をした。
自分が三本角を祓ったら認めてもらえるだろうか?

妖怪が出た辺りを捜索していた名取は的場と鉢合わせ。
手を組まないかという名取の申し出を断る。

家に戻った名取は自宅の前に追い返されていた天崎という祓い屋と式を見つける。
廃業が近いと言う天崎は残された時間、世話になった名取家を守ろうと訪ねて来てくれたんですね。

再び三本角を捜す名取。またまた偶然?的場に遭遇。
妖怪は現れず的場の誘いに乗ってタクマさんを訪ね、新たな出現場所の情報をゲットです。
行くなといわれて行かない訳ないですね。

名取家は紙を使う一族。紙は神にも通じる。ヒントを出したのは気まぐれですかね。
別れて張っていると若い祓い屋が三本角を祓いにやって来る(絶対祓えないパターンだw)
背後から不振な気配。若い祓い屋たちは気付かない。

三本角の前に飛び出した名取は陣を広げて攻撃するが弱い。
的場の気配を感じて攻撃を促す。一撃で三本角を仕留めた的場。

自分の未熟さ、的場との力の差を思い知り、手柄をすべて的場に譲った名取。
祓い屋になるのか?誰かに師事するのか?タクマさんは術の幅は広くない。
力でのみ人を判断する的場に怒りを覚える名取。確かに強くなければ守れない。
しかし力だけで割り切るには名取は経験も年齢もまだ未熟です。

上手く生きなよ。
かくして的場の名声はさらに上がり次期当主と噂されるが、右目を差し出すか隠しかしかない人生が待っている。

祓い屋として生きる道を選んだ名取。
珍しく川辺で黄昏ている的場を見つけるが名取には興味がない。
的場は名取に興味津々のようですけどね。

煌いちゃう前は結構ナイーブな少年だったんですね~
名取の祓い屋となる覚悟に的場も一枚噛んでいたと。

祓い屋にスカウトする事を諦めてからも名取が夏目を気に掛ける理由に合点がいく話でした。

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