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夏目友人帳 伍 第2話「雨の悪戯」

第2話「雨の悪戯」

少女妖怪の可愛さは反則ですね~

雨が降るという笹田の言葉通り、帰り道で雨に降られてしまった夏目、西村、北本。

半ば強引に西村に傘を貸した女の子。
夏目の友人がとうとうリア充にっ!?こんな事をされたら当然期待しちゃいますよねw

どこからか飛んできたタオル。夏目のボーイミーツガールのお相手はもちろん妖です。
返せと言う少女妖怪にタオルを渡すタイミングを逃し、家に持ち帰ってしまった夏目。

返しに行こうとした夏目に面倒だと言うニャンコ先生ですが、取り返しに家まで来られては困る。
遅かったぁぁぁ!妖はすでに藤原家に侵入済でした。

一旦部屋に戻った夏目。机の下から手ががが!怖ぇぇぇ!

西村たちにも見えたタオルは人間から貰ったもの。
妖はタオルを元の持ち主に返したいと夏目に人探しを頼む。
超可愛いんですけど~少女妖怪マジレギュラー化希望なんですけど。しかし絵は画伯級だけどなw

西村に春は来なかった・・・傘の彼女は彼氏持ち。
本当のただの親切心だった(ドンマイ西村!)

夏目も慣れたもので、妖がその人と出会ったのは何年前だろうと考える。
タオルを貸してもらったのは50年前。やっぱりこのパターンだったか。
しかしつい一年ほど前までバス停で見かけていたとか。

50年前、少女妖怪がお天気雨にはしゃいでいるところに風邪を引くからとタオルを貸してくれた人。
しかし彼に少女が見えたのはその1度きりだった。本当に偶然起こったお天気の悪戯で妖怪と人間の時間がホンの少し交錯したんですね。

人と妖怪の寿命は違う。
半分諦めている少女妖怪に遭いたいと思うなら捜してみようと付き合いのいい夏目。
あの人の匂いがする!見かけたのは夏目と同じ歳くらいの少女。
あー孫というパターンですね。

気が急いて、おじいさんはいませんか?といきなり本題に入ってしまった夏目は完全に不審者扱いでアプローチに失敗。
しかし少女妖怪のためにまたもや孫ちゃんに会いに行くが、お祖父さんに確認したらあなた位の知り合いはいないとさらに不審に思われてしまう始末。
「嘘つき」何度も言われてきた言葉ですが、何度言われたって慣れるものではない。

あの人が生きていると判っただけでも心が軽くなった。
諦めきれない思いを断ち切るために自分を納得させようとしているんでしょうね。

夏目は自分の突き刺さる言葉にも諦めず、昔知り合いがお世話になってともちろん妖怪のことを伏せてナナコに三度アタック。
祖父は風邪をこじらせて入院中。病院を教えてもらい見舞いに行く事に。
少女妖怪は決心が鈍るといけないとタオルを夏目に託しますが・・・

お祖父さんは少女の事を覚えてはいなかった。
50年も前に雨の日にたった一度出会っただけの少女。夏目が危惧していたとおりになってしまった。
待つと言っていた少女はやはり病室まで来ていました。

ソウゴさん。少女の呼びかけに気付いたのかと思いましたが、天気が気になっただけ。
奇跡は起きませんでした。残念だけど仕方がないこと。分かってはいても切ないですね。
少女妖怪はそのまま元の棲家に戻っていきました。

再びソウゴさんの病室を訪ねた夏目はタオルを返したと言う証が下さいと頼む。
ソウゴさんから貰ったものを少女妖怪に渡しに行く夏目。
少女の手にはピンク色の新しいタオルが渡されました。ソウゴさん自身は覚えていませんでしたが、少女には思い出の品が残りましたね。

人と妖の時間がズレていく話は何度も出てきますが、何度見ても涙腺がヤバイ夏目友人帳。
ハッピーエンドではありませんでしたが、ベターな結果になったのではないでしょうか。
一歩間違えればストーカーという危うい橋を渡った感はありますが、少女に少しでも幸せな思い出が出来たなら結果オーライですね。

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