91Days 第12話「汚れた空をかいくぐり」

第12話「汚れた空をかいくぐり」

アヴィリオの放った銃弾がヴァネッティ、ガラッシアのマフィア一大抗争と引き起こす。

密かにガラッシアの次のドンを狙っていたストレーガに匿われるアヴィリオ。
ネロを殺れば自由になれると持ちかけられるアヴィリオですが、すでに復讐を果たしたアヴィリオはどうでもいいと答えます。

チェロットによりネロに潜伏先が伝えられる。
ティグレを残し、アヴィリオを捕まえに行くネロ。
ストレーガの部下は銃も持ってないのかよ~口でバン!とか言ってどうする。この辺はかなりイージーモードですね。

ローレスから逃亡を図るティグレ。酒でむせたら生き残れると部下に軽口を叩きます。
はい、そんなフラグは速攻でへし折られ、待ち構えていたガラッシアに蜂の巣にされて終了。
ここまで何度も命の危機があったのに生き残ってきたティグレもマフィアらしい最期を迎えてしまいました。
(完全アウェイのガラッシアの装備の充実度に違和感あるけどな)

チェロットの助けを借りて街を出るネロとアヴィリオ。最重要人物のはずなのに意外と簡単に逃げ出せました。
コルテオを殺したアヴィリオを責めるチェロット。気持ちはわかるけど一番辛いのはアヴィリオ自身なんだよな。
それも復讐を果たして抜け殻となったアヴィリオには響かないようです。

朝食を買いに行ったチェロットを残して二人で逃避行。
ちゃんと3人分の缶詰を買おうとしていたお人好しのチェロットはここで置いて行って正解ですね。

二人の逃避行が始まります。目的地は海。
立場は逆になりましたが以前に逃げていたときと同じような状況です。ゴリアテから逃げてた頃とか懐かしいなぁ。

復讐を果たし、家族の死に報いれば生きる理由を取り戻せると思った。
しかし復讐を果たしたアヴィリオには何も残っていなかった。

ファミリーをメチャメチャにしたお前が言うなと責めるネロに
「だったら俺をあの時殺しておけばよかっただろ」と返すアヴィリオ。

すべては7年前のネロの失敗が起こした出来事。家族を殺され、復讐だけを生きる意味にしてきた。
あの時殺されていなければ7年も苦しまずに済んだ。ネロに因果が回ってきましたね。

いよいよクライマックスです。
浜辺を歩く二人。
意味がなければ生きていけなかったアヴィリオにただ生きるだけだと告げるネロ。
自分が殺せなかった少年にはそのまま生きて欲しかったのでしょうか。

俺がお前を殺さなかったのは、お前を殺したくなかったからだ。
そう言いながらネロの先を歩いていくアヴィリオの背中に銃を向けるネロ。
響く銃声。おおおーやったのか?

運転するネロの隣りにアヴィリオの姿はありません。
代わりにあるのは懐かしいパインの缶詰。それを身ながら微笑むネロの姿がだんだんぼやけていく。
すれ違った車の男はガラッシアの追っ手でしょうね。見つかってしまったという事でしょう。

ラストは浜辺に残る二人の途切れた足跡。
この結末をどう捉えるかは視聴者に委ねられました。

ネロはアヴィリオを殺したのか否か。
マルチエンディング方式かぁ・・・
アヴィリオの望みどおり7年前の落とし前をキッチリつけたのか、ただ生きるだけだという自分言葉に従って殺さなかったのかは不明です。
「ただ生きるだけ」という言葉は自分にも向けていたのかもしれませんが。

アヴィリオの復讐が主軸の物語だったので、結末まではしっかり描いて欲しかった。
ラストをぼやかして、見ている人の解釈に任せますって投げられても困る。
きちんと結末を描いて賛否を受け入れてくれよと思いますね。
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