ジョーカー・ゲーム 第12話「XX ダブル・クロス」

第12話「XX ダブル・クロス」

陸軍の雪中行軍中に体調を崩した同僚を庇い、上官に意見した飛崎。
押し倒しただけで上官暴行の罪で捕らえられた(絶対的な縦社会ですね~)飛崎をD機関にスカウトする。

ドイツとソ連の二重スパイの疑いを掛けられたカール・シュナイダーの調査中、対象に自殺されると言う失態を犯してしまう。

発見者は友人の安原ミヨコと共に帰宅したシュナイダーの恋人、野上百合子。
飛崎が見張っている中で起こった事件。自筆の遺書も残され警察は自殺と断定。
シュナイダーの部屋で何か気づかなかったのかと問われ、言葉に詰まる飛崎。

飛崎の監視に気づいて逃げられないと自殺した可能性は?
優秀なスパイが自殺するのは不自然だと意見するが、飛崎自身が監視していた事で他殺の可能性が次々に潰されていく。
飛崎を見つめるD機関メンバーの冷ややかな目に緊張します。

遺書を書いた紙の隅にXX(ダブルクロス)を見つける。英語で裏切りの意味。
英語が堪能な人間に裏切りを知らせるために残したか。
結城中佐は機関員に事件の調査を指示する。

飛崎はシュナイダー周辺の女の調査。
百合子は舞台女優でシュナイダーが死んだ日は通し稽古でアリバイは完璧。

百合子の舞台を見た後、劇団関係者に声を掛けられた飛崎はミヨコ宛の花の多さを話題にする。
出演者に送られる花は近くの花屋に引き取ってもらうらしい。ミヨコのお気に入りの花とは?

特に怪しい動きはない。しかしシュナイダーの情報網は誰かが引き継いだ可能性がある。
何故自分に報告する?これは貴様の事件だろうが!
最後は飛崎自身で解決しろという事か。

飛崎が睨んだ通り花屋はソ連の情報屋が集まる秘密ポスト。
カモミールの花を使って情報をやり取りしていた。シュナイダーが接触したソ連のスパイは二人。
花を回収していた男と安原ミヨコ。

百合子の部屋にはミヨコのお気に入りのカモミールの花があった。
シュナイダーとミヨコの共通点に気づいた飛崎。

シュナイダーは日本で入手したドイツ・ソ連の動きをイギリスに渡そうとしていた?
三重スパイの可能性が出てきたことでソ連側はシュナイダーの暗殺を企てる。

遺書はミヨコが次に使う暗号のヒントだとでも言って書かせ、XXはイギリス側へのメッセージとしてミヨコが書き足した。
ワインにはあらかじめ毒を仕込んでいたようです。花ひとつでここまで推理しちゃうんだ。

ミヨコはシュナイダー殺害をあっさりと認め、情報を流した警視庁から珍しく感謝されたと告げる結城中佐。

飛崎が捕らわれているもの・・・
野上百合子は飛崎を親代わりに育ててくれた女性に似ていた。
百合子に気を取られていたせいでもう一人の女・ミヨコの感情に気づかなかった。

D機関に男しかいない理由。女はつまらない物に捕らわれて殺す。
愛情や憎しみをつまらない物と切り捨てる事は自分以外のすべてを疑うこと。
そんな化け物には到底なれないとD機関に退職願を出す飛崎。

百合子は劇団を辞め、満州に渡ったらしい。
そして軍に復帰した飛崎の新任務地も満州。これは結城中佐の計らいなのかな。

「死ぬなよ」最後に飛崎に声を掛けた結城中佐に頭を下げる飛崎。
「馬鹿かお前は。背広姿で敬礼するヤツがあるか」
1話の佐久間に戻った!あら、粋な演出ねw

1話でスカウトから退職まで駆け抜けちゃいました。
三好、蒲生もいましたし佐久間が去った後くらいの話かな。

ミヨコのスパイ発覚から自供までがあっさりし過ぎて、事件が薄っぺらく感じました。
飛崎が百合子を見つけ、人間らしい感情を捨てきれないと悟る部分がメインのようなので事件はおまけみたいなものだったのかしら。

全体的にダイジェストを見ているような感じでしたね。
悪くはないけどあっさりし過ぎ。逆に言えば見やすいとも取れるけど。
もう少し掘り下げて見たいなと思う作品でした。

http://blogs.yahoo.co.jp/yurevy117mobius/14593513.html
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