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ジョーカーゲーム 第9話「ダブル・ジョーカー(後編)」

第9話「ダブル・ジョーカー(後編)」

統帥綱領を盗読した白幡の情報はD機関にも伝えてある。
ダブルジョーカーを使うつもりはない。D機関の出方を待ち、潰す気満々の風戸。
D機関と風機関の対決の結果は?

風機関完敗。格が違い過ぎて同じ土俵にすら乗れていなかった。

旅館で今後の方針を話し合う風期間。
白幡邸の書生・森島を脅し、内通者に仕立てていた。
森島の情報から統帥綱領の受け渡しの日時が判明。これで森島の仕事も終わりだ労いの酒を飲ませて帰宅させる風戸。

真面目そうな森島はお猪口一杯で酔い過ぎです。明らかに何か盛られてますね。
森島は用済み。口封じのために始末するつもりでしょう。まさに「躊躇なく殺せ」

情報を元に白幡邸に乗り込んだ風機関のメンバーたち。離婚だ
ここまで来てもD機関が動く様子はない。勝ちを確信した風戸は家の様子が森島の情報と違う事を無視してしまいました。

家の中はもぬけの殻。風戸を待っていたのは結城中佐本人!
軍の方針や指針を諭した文書。風機関が必死に守ろうとしていた統帥綱領になど何の意味もないと静かに言い放つ結城中佐。

森島を始末しようとした蒲生が返り討ちにされる。森島の正体はD機関の実井。蒲生は風機関が送り込んだスパイだったって事か。
D機関はイギリスとのパイプを持つ白幡の利用価値に目を付け1年も前から白幡をマークしていた。

諜報どころかスパイごっこにすらならない風機関に1年も前から内偵していた案件を潰されたんですから結城中佐も激おこでしょうね。
D機関の活動、結城中佐の一言一言がエリート軍人で構成された風機関がスパイですらないと言う事実を突きつけていく。

このご時勢、学生ならいざ知らず若い男性が集まって会合を開けば軍関係者だと仲居でも気づく。
旅館の仲居さんにまでバレバレとは・・・

結城中佐が天保銭など絶対に採用しないと言った理由をすべて体現させたような風機関の行動。
森島(実井)の酒に薬を混ぜていたのもバレバレ。旅館の隣の部屋にいた老人は結城中佐の変装。
若い書生を気にする仲居の善意を利用して白幡家に電話をさせることで、白幡に狙われていることをそれとなく知らせた。
悪意よりも善意で人を動かす方が簡単です。脅して従わせる風機関。人の善意を利用するD機関。
この辺の人心掌握も比較になりませんね。

天狗の鼻がへし折られるのを見るのはスカッとしますが、少々気の毒になるくらい足下にも及びませんでした。
白幡とグラハムに関しては他のメンバーに交代して監視を続けるようです。

風戸は風機関の精神を貫いて潔く死を選んだのでしょうか。
風機関など最初から相手にする気は無かった・・・と言うより相手にすらなりませんでした。

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