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ジョーカーゲーム 第8話「ダブル・ジョーカー(前編)」

第8話「ダブル・ジョーカー(前編)」

高級指揮官しか閲覧できない軍事機密「統帥綱領」を盗み読んだ疑いを掛けられた元外交官の白幡樹一郎。
日本がドイツと手を結ぶという軍の方針に異を唱えた人物。ますます軍の暴走という印象が強くなる話だな。

蒲生次郎は白幡が接触したと思われる英国領事のアーネスト・グラハムに接触する。
D機関の任務かと思ったんですが、こんな人いたっけ?状態。どうにも蒲生のやり方が胡散臭い。

グラハム婦人が英国領事館の様子を伺う怪しい男がいると報告。
日焼けと帽子の跡で憲兵だろうと推測する蒲生。日本人なのになかなか切れる面白い男だとグラハムは蒲生を気に入っているようです。

領事館を後にした蒲生を尾行したのはグラハムの秘書をしている中国人の張。
グラハムはここ1週間ほど蒲生だけではなくさまざまな客を尾行させていると言う。

飴とムチですね。張に金を貸して楽しませ、返せないほどの額になったところでその借金をカタに協力させる。
グラハムに取り入るまでは別に問題はないがやり方が泥臭いな。
張にはあくまで金庫から金を盗むという名目で金庫のカギをコピーさせておく。15,000の借金に対して報酬は20,000。これは言う事聞いちゃうな。

見張りを薬で眠らせ領事館に侵入。白幡とグラハムが接触した証拠を探すが見つからない。
婦人に言われて部屋の様子を見に来たグラハムに見つかりそうになる。張を使って上手く逃げ出した蒲生。
グラハム夫人の勘の方が凄いな。

グラハムは白幡への手紙を夫人の日傘の柄に仕込み、散歩に出掛けた夫人は知らない間にメッセンジャーになってたんですね。
金庫から金を持ち出さなかった蒲生に詰め寄る張。
金庫からは盗まなかったが最初の約束通り張に金を渡す。張さん、後ろ後ろ!
口止めのために殺されちゃいました。

グラハムはクロだと報告する蒲生。相手は結城中佐じゃない?
まぁ張に手を掛けましたから違うとは思いました。

半年前の回想。
阿久津に機密諜報機関の必要性を説いた報告書を提出した風戸。
軍がスパイのような卑怯な手を使わないと言うのは表向きの話。すでに軍には諜報機関が存在する。

発案者である結城中佐は陸軍大出身者など決して受け入れる気はない。
天保銭=陸軍大学の徽章でちょっと足りないという意味もある。コケにされてますね~

結城中佐の言葉に激おこの風戸が阿久津に命じられて設立したのが諜報機関『風の機関』
こちらは陸軍直属で考え方もしっかり軍に染まってますね。

躊躇なく殺せ、潔く死ね。
軍が立ち上げた諜報機関『風機関』の信条。殺すな死ぬなのD機関とは真逆の精神。
佐久間が切腹しようとした精神に軍が大きく関わっている事が分かります。

阿久津はD機関にも同じ内容の任務を伝えてあると言う。
ダブルジョーカーを使うつもりはない。任務に失敗した方がスペアだとD機関と風の機関を勝負させるようです。
ここまで分かりやすいフラグ立てます?w

今回はD機関の出番はありませんでした。
次回は二つの機関の勝負になるのか?ほそやん当番回みたいだし続きが楽しみです。

http://blogs.yahoo.co.jp/yurevy117mobius/14529580.html
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