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蟲師 続章 第20話「常の樹(とこしえのき)」

第20話「常の樹(とこしえのき)」

長い時間ただそこにあり、見守ってきた御神木が託したもの。

拾い食いはよろしくないという話(違います!)
旅の帰路、すももかと赤い実を食べた男は鮮明な夢を見る。

どこかで見た風景を求めて夢に出てきた巨木を探す幹太。
山に人が入り、里が作られていく様子も鮮明に描き出されます。

偶然茶店で出会ったギンコを見た事がある。
幼い頃のギンコ、共にいた長老に至っては幼い頃から見てきたと言う。
新手のペテンかとその場を去ったギンコ。

幹太は夢に出て来たのは自分の里だと気付きました。
これで解決できると里の近くにある巨木まで足を運んだが、巨木は既に切り倒されていた。

巨木に腰掛けていた幹太が立ち上がろうとすると足が木に埋まって動けない。
足が木に融合。え~怖えぇ!


助けを呼ぶ幹太。やっぱりギンコが来たか。
幹太の足が木のようになってしまったのは「覚木」という蟲のせい。
木に取り憑き、危険が迫ると赤い花をつける。それが実になり鳥などに食われ木に近づくのを待つ。覚木を体内に宿した生き物が長く木に触れると実の中の記憶と共に木と同化してしまう。

治療法は無く、蟲の成長を遅らせる薬を飲むしかない。
このまま家族の世話になって生きて行くのは辛過ぎる。
幹太はこのまま腐っていってしまうんだろうか?
それにしても娘ちゃん可愛過ぎて困る。

木に向かい手を合わせる幹太の母親。
人が山に入った頃、どうしても伐れない木があった。
木を恐れた人々は巨木を御神木として祭っていた。

幼い頃のギンコとイサザに木の話を聞かせる長老。
イサザ懐かしい。こんなところで出番があるとは思わなかった。

御神木と崇めていた気を伐らねばならなった理由。
山火事で里は生きるか死ぬかの瀬戸際。
高値で買い取るという材木商に御神木を売って食いつなぐしかない。

伐れないはずの御神木は赤い花をつけて里の人々を待っていました。
木が怒っている・・・しかし木にあっさりと斧が入り人々は生き長らえる事ができた。


折れた幹から流れ出したのは光脈でしょうね。
流れ出した光脈によって山は急速に回復。

幹太の足は御神木の報いか?
植物は動けない。動けないからこそ周りの変化を敏感に感じ取る。
伐れない木が伐れたのは山と里を救うためか?

幹太の足に赤い花が咲く。
幹太の身に危険が迫っている証拠。

夜中に山が騒ぐのを感じた幹太。それは何かの前兆。
夜中に里の人々を呼び出した幹太。地震?山崩れ?

幹太が声を掛けなかったら命はありませんでしたね。
助かった幹太の足から花が散る。危険は回避されたようです。


足は動かずとも幹太は里の人々の助けを借りて上手くやっていけるでしょう。

里と山のために伐られた御神木。
幹太たちを救うために花を咲かせた覚木。
里を見守って来た木が救ったというのは人から見た都合のいい解釈ですが、そう思わずにはいられないお話でした。

そして蟲師続章の映画化告知キタ!2015年初夏「鈴の雫」公開だそうです。
嬉しいですねぇ。しかし近くの劇場でやるのかしら?ホントそこだけ心配ですわw

蟲師続章TVシリーズは終了。
後半は怖いお話が多かったかも。
1期よりもギンコの人間臭さが増しててこれはこれで好きでした。
前半エピですが(一方的にw)ラブコメっぽいのもあったしw

劇場版蟲師続章、今から楽しみです。

スタッフ、キャストの皆様お疲れ様でした。
記事を読んでくださった皆様、ありがとうございました~

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