超訳百人一首 うた恋い。 第7話「義孝と源保光の娘 藤原義孝」

第7話「義孝と源保光の娘 藤原義孝」

藤原義孝と道隆の恋の物語2篇。

いつ死んでもいいように悔いのない生き方をしようと心掛けてる義孝。
それに対し、現世に未練たらたらの道隆。
相反する考え方の二人だけど、なんだかいいコンビです。

義孝@石田さんキターーーっ!
久しぶりに正統派イケメンじゃないですか!これだけで満足ですよw

まずは義孝。
信仰心が厚く、見た目も良い義孝は宮中でも女性の注目の的のようです。
彼には婚約者が居る。源保光の娘。本名は出て来ないのですね。

秋の入内を待ってから会いに行くつもりだと文のやり取りしかしていない義孝に女心を諭す道隆。
真面目な義孝はそれで十分だと思っているようですが・・・

道隆の父、義孝の叔父・兼家から物の怪退治を頼まれた義孝。
道隆も同行するよう言われて渋々同行。
幽霊怖いんですねぇwwwこういうチキンはちょっと萌えますw

古寺に踏み込んでみればそこには本当に武士の霊が!
経を読んで霊を沈めようとする義孝に斬りかかる武士の霊。

場面は変り、夜中にアポなしで保光の娘を訪ねる義孝。
まさか霊になって会いに来た?
と思ったら死に掛けたって。物の怪退治はいつもすまし顔の甥っ子に一泡吹かせてやりたいと思った叔父のいたずらでした。
兼家さんたらおちゃめさんです。

死を覚悟した時、義孝の脳裏に浮かんだのは保光の娘の姿。
いつ死んでもいいと思っていたはずなのに、自分の心残りに気付いた義孝。

文ばかりで不安を感じていた保光の娘。

君がため をしからざりし 命さえ
    ながくもがなと 思ひけるかな

いつ死んでもいいと思っていた 君に会うまでは
君に会えた今 いつまでも 君といられたらとぼくは願っている

なにかのきっかけで自分の気持ちと大切なものに気付く。
静かな中に情熱を感じさせる義孝の話。

しかし義孝は21歳という若さで亡くなってしまうんですね。
それでも子を成し、好きな人といた時間が彼にとって幸せな時間であったと思います。

2篇目は相棒?道隆のお話。

女好きと噂される道隆が正室にと惚れ込んだのが高内侍(こうのないし)。

しかし高内侍は道隆の求婚になかなか首を縦に振ってくれない。
お勤め中に口説いてるんじゃありませんw
平安時代の「女は待つ身」という婚姻事情と自分の家が藤原家よりも下位にあることが原因となっているようです。

道隆の想いもいつか尽きて、自分の元には通わなくなるかもしれないという不安。
吉子の百夜通いに話などもあるように、これは高内侍に限った話ではない。 平安の女性の恋や結婚は耐えるものだったのでしょうか?
今日来るか、明日は来てくれるかと待つだけなんて耐えられる自信ないわぁ。

道隆の言葉を信じられない高内侍へ義孝が道隆に結婚話が持ち上がっていると教えます。

かなり良い縁談のようで、やはり身を引くべきと思った高内侍ですが、いつの間にか彼女の中で道隆の存在がとても大きなものになっていた。

事情知らない道隆は相も変わらず口説きにやって来ます。
道隆のことが好きなのに、結婚話があることがネックになって素直になれない。
八つ当たりのようになってしまう高内侍が可愛いです。

しかし親の持って来た縁談は既に断っていた。
本当に惚れ込んだ人と結婚すると決めていた道隆の言葉を受け取り、二人はめでたく結ばれたのですね。

平安の結婚の形。待つ身の辛さ。それが分かっていても添い遂げたいと思う人に出会えた高内侍は幸せだったと思いたいですね。

その後道隆はどんどん出世。娘を玉の輿に乗せ、孫を溺愛。
義孝と並べると単純に見えますが、史実の道隆はかなりの策士ですよね。
藤原氏にとっては栄華を極めた時代だったと思います。

あの世で再会した義孝と道隆。
幽霊になった自分が怖いとかどんだけチキンやねんwww
アホ可愛いオチがつきました。

前回がうた変だった事もありますが、今回はしっかりと恋のお話だったと思います。
切なくて可愛くて儚い平安の恋物語が短い和歌の中に込められている。
次回の物語も楽しみです。



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