第6話「妖精さんの、おさとがえり」

わたしちゃんの断髪の理由にはちょっと切ない物語があったという話。

ぴおんはやっぱりモノリスだったんですね。しかし電気で駆動するのに人間だと言い張ります。
ぴおんには助手さんは見えるけど、妖精さんは見えないようです。あ、既に3体になってるｗ

ぴおんと言う痛可愛い名前を呼ぶことに抵抗があるわたしちゃんは取りあえずぴおんをP子と呼ぶことに。
コレも結構痛いと思いますが・・・

P子が捜していたOAYGE登場。ただの勇者王じゃねーかっ！ｗｗｗ
しかしこちらも故障中。無理矢理O太朗とか名乗ってますが自分の名前も碌に覚えていません。

二人の間にはわたしちゃんも計り知れない複雑な事情があるようです。
ビーストけいモンスター『べヒモス』で攻撃してくるO太郎。
バッテリー残量が少なく、一瞬モノリスに戻ってしまったP子ちゃんの姿がシュールです。
べヒモスと共に床を突き破って落下してしまったP子。結局巻き込まれて全員落下です。

水場を見つけてしばしの休息かと思ったらO太郎が再び登場。
スライム装備で襲ってくる！って巨大な黒猫ちゃんに変身。か、可愛いなぁくそうｗ

肉球にモフモフされそうになったわたしちゃんを助けたのは巨大オウムガイ・ノーチラス。
戦っているというより触手にじゃれてるようにしか見えない。
この勇者王可愛いぞ！

オウムガイの中身は妖精さん。いつの間にやらいっぱい増えてます。
充電中のP子ちゃんから通信。充電完了までにゲームオーバーの予感。

電磁波の影響か、すっかりやる気のなくなった妖精さんになんとか協力してもらい巨大猫ちゃんにマイクロウェーブを照射。
猫をレンジに入れたって都市伝説思い出しちゃったじゃない。

電磁波が満ちているためシステムの自己修復が始まってしまう。
ミッションを思い出したくないとゴネていたO太郎ですが記憶を取り戻してしまった。

帰りは実に簡単に脱出できました。不満げに迎えに来たおじいさんと共に帰路に着いたわたしちゃんたち。

ぴおんの正式名称はPioneer。OYAGEはVOYGER。
どちらも太陽系の探査システム。

太陽系からどんどん離れてどんどん孤独になっていく・・・
暗い宇宙を1人で漂う事が嫌になって戻って来てしまったVOYAER。そして追ってきたPioneer。

ヒトモニュメント計画のために再び宇宙へ旅立つ事になった二人。
そんな二人を思って給電システムを破壊したわたしちゃん。そのせいで計画は無期限延期。
一応アリバイ工作はしたようですが、すぐにばれてコレでもかと叱られ、わたしちゃんは断髪。

1話の前のエピソードですね。すぐにようせい社の怪しい薬で髪は伸びましたが、こういういきさつがあったのねと。

最初から感情があったというボイジャー。初めての感情が「行きたくない」ってのは切ないですね～
広くて暗い宇宙で1人きり・・・そりゃ故郷が恋しくなるというのもうなづけます。

最初からぴおんもOYAGEもメカだと認識していたわたしちゃんが人の（ような）感情を持ったシステムを救った。
人でも機械でも感情を持ってることがわかったら無視できなくなったのね。
人モニュメント計画という人類にとって大切な？事業と引き換えにした代償がベリーベリーショートの刑だけで済んで良かったです。