第17話　「許されざる者」


前回とは違ってまたダークな感じになってきました。

日記はゆりと真砂子が持っている・・・やっと情報を統合出来ました。
思えばこの兄弟がバラバラになってから久しいなぁ。

ゆりの言うように日記を使って運命を乗り換えれば陽毬が元気になる事だってあるかもしれないと考える晶馬。
やっぱり強行手段には出れないんですね。

さすがに運命の乗換えはにわかには信じ難い話です。陽毬には薬がある。金はなんとかするからお前はいつもどおり笑ってろ、という冠葉がいいアニキです。

病院でたこ焼きパーティ。久しぶりに高倉家兄妹3人揃っての笑顔ですね。
病人とは思えないほどツヤツヤしている陽毬（主におでこがｗ）
陽毬はセーターに挑戦。男の人にプレゼントと聞いて気にしない振りをする冠葉ともしかして自分に？とクネクネしちゃう晶馬ｗ
冠葉のほうが気にしてる、気にしてるｗｗｗ

青海苔つけたプリンセスがいきなり生存戦略！

一刻の猶予もないとピングドラムを手に入れろと迫るプリンセスですが、日記なのか？と訊かれてナイショってｗ
やっぱり日記がピングドラムかどうかは明かされないのか。

ピングドラムを放置すれば高倉兄妹の誰が罰を受ける。一番大切なものが損なわれる。
現時点では一番大切なもの候補の筆頭は陽毬ですが、陽毬にとっての一番大切なものはなんでしょうね。やっぱり絆とかなのかな？
今回も騒ぐ晶馬は早々にボッシュート。

生存戦略しましょうか・・・と冠葉に迫るプリンセスに俺じゃダメなんだろ？ってなんで冠葉諦めてるわけ？
お前なら出来る。ピングドラムとはお前の・・・ってなにぃぃぃ！気になるところで押し倒しちゃったよぉぉぉ。
今日のプリンセスいつも以上にエロイです。

親が犯罪を犯したからといって子供が罰を受けることは無いでしょう。社会的にはかなり厳しい状況に立たされるけど、何故この兄妹が罰を受けなければいけないのかイマイチピンと来ないんですよね。

私、やっぱり高倉家の人間を許すことは出来ないわ。
ゆりは桃果が死んだ（ゆり的には乗り換えた）のは高倉両親が起こしたテロを止めるために桃果が運命を乗り換えたせいだと思っているようですね。

桃果をこっちの世界に戻すために一歩も譲る気の無いゆりに対して、自分はもう高倉家の兄妹に特別な感情はないと言う多蕗。
この人も病んでるのかと思ったら意外にも常識人？と思ったらやっぱり病んでた～？

多蕗とゆりの間に愛情はないでしょうね。2人を繋いでいるのは桃果への想いだけみたいです。
多蕗も桃果に何らかの形で救われているのでしょうが、その辺はまだ明かされません。引っ張りますねぇ。

戦争だよ、戦争・・・もうすぐ戦争が始まる。嬉しそうに語るサネトシ先生。人が争うように仕向けているように見えますね。
そしてそれを楽しんでいるように感じます。

人間は自分の見たい願望や欲望だけを真実と言う。
自分が望む真実のためなら人は簡単に人を殺せるそうです。きっとそれを止めるのが高倉兄弟なんだと思うぞ（思いたいぞｗ）
病院を抜け出した陽毬はリンゴと一緒にお買い物中。
リンゴちゃんに電話を掛けてきたゆりさん。陽毬が一緒だと聞いて2人を食事に誘う。

陽毬ちゃん逃げて～
と思ったらゆりの前に現れたのは真砂子。日記の半分争奪戦になってます。
なんか日記を奪い合うというより、若さか経験か、女の価値を競っているような会話ですね。

リンゴと陽毬の前に現れた多蕗。彼女たちを助けるために現れたのかと思ったら違うようです。

どんな辛い事、悲しい事にも意味はある。無駄ことなんてひとつもない・・・
多蕗がリンゴと陽毬に知っておいて欲しいこととは何なんでしょう？

決めたんだ。今日、僕は高倉家の人間に罰を与えるよ

わーもう気になるところでオワッタァ!! やっぱり多蕗も病んでるんだろうか？なんとなくブラフっぽいんだけど・・・

辛い事や悲しい事に意味があるというのは、この後それを目にしても受け入れなければいけない、見ても驚いてはいけないという予防線のように感じますね。
この2人はあまりキツイのは見て欲しくないんだけどな。

今回は罰という言葉がたくさん出てきました。何故高倉兄妹が罰を受けなければならないのか？
運命で決められているのだとしたら、運命を信じたくなくなるのは当然。でも運命を否定しながら一番運命を信じているのは冠葉と晶馬なのかもしれませんね。