第1話　「発生:genesis」

【あらすじ】
時は、2039年。ここでは、10年前に突如発生したアポカリプスウイルスの蔓延によって、ロスト・クリスマスという大事件が発生し、日本はGHQの統治下に置かれることになった。

世間やクラスメイトに冷たい視線を向ける男子高校生・桜馬集は、周囲と距離を置きながら、平穏な日々を過ごしていた。そんなある日の放課後、集は憧れの歌手・楪いのりに出会う。実は、いのりはGHQから日本を開放するために戦うレジスタンス組織「葬儀社」のメンバーだったのだ。いのりと、葬儀社の首領・恙神涯との出会いを機に、彼らと関わることになるが、そんな最中に集は図らずも右腕に「王の能力」を宿すことになる。


どこか冷めた主人公・桜満集（おうま　しゅう）が特別な力を手に入れて（意図せずして）戦いに勝利するというとても分かりやすく、王道的な導入。

アポカルプスウィルスによって無政府状態になった日本は超国家組織GHQの統治下に置かれ、表面上の平和を保っている状態。援助というよりはかなり高圧的な感じですね。

そんな世界や周りをどこか冷めた目で見ている集は憧れているアーティストの楪いのり（ゆずりは いのり）と出会う。
彼女の裏の顔はレジスタンス。『涯に届けて』とふゅーねる（小型ロボ）を集に託し連行されるいのりを見ているしかなかった集。

GHQが去ったことに安堵した集は何も出来なかったと1人落ち込みます。相手は武器を携帯してますし、丸腰のやる気なし高校生に何が出来るかって話ですね。
自分はこのままでいいのかと葛藤し、ふゅーねるを涯に届けようとします。

どこかの黄色い頭巾を被ったヤツラみたいなテンプレ不良に囲まれる集。
集の目的の相手・恙神涯（つつがみ がい）とレジスタンス集団・葬儀社の介入によって何とか助かりますが、涯は集のことを知っているような感じですね。

フラッシュバックに襲われるシーンもあることから記憶は封印されていたりするのかしら？
不良とレジスタンスの小競り合いからGHQの武力介入によって一気に戦闘シーンが加速。

いのりを助けようと飛びだした集は「王の刻印」を与えられ、期せずして戦闘に参加する事に。
私を使ってと言ういのり。アンシーよろしく胸に剣を仕込んでやがった（違っ

GHQやレジスタンスがヴォイド（ロボ）に乗っているのでてっきりロボ戦になるかと思ったら、剣を片手に生身で突っ込んでいくとか無謀すぎるわ。

生身でロボを倒した集。その右手には王の刻印が刻まれていた・・・

コードギアスっぽい世界設定と光学迷彩にタチコマっぽいロボ。さらに刻印とか胸から剣を取り出したりとか・・・どんだけ混ぜてんねんという感じでした。
絵はとても綺麗ですね。戦闘中のロボの動きがナイトメアフレームみたい。

キャラの登場シーンで唐突に入るBGMに笑ってしまった。曲自体は悪くないのですが使い方が狙いすぎかなって感じ。

ノイタミナにしては珍しく2クール作品になるそうですね。1話見ただけではなんとも判断できませんが、2話以降に期待と言ったところです。