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ダンタリアンの書架 第10話 「第12話 幻曲」

第10話 「第12話 幻曲」

心を持った自動演奏人形。
人形の幸せを願って心を込めた技師。

公園でバイオリンを演奏(?)するヒューイ。音楽の才能はなしとw

バイオリンを貸して欲しいと声を掛けてきた女性とへなちょこ寝癖の男w
クリスタベルの演奏の上手さはダリアンが揚げパンを喉に詰まらせるレベルです(よく分かんないけどw)
徐々に観衆が増え、彼女を連れて立ち去るダラリオ。

クリスタベルは有名な演奏家らしい。
誰にも弾く事が出来無いと言われるヴァルディーニの曲を弾けるのはクリスタベルだけ。

ヴァルディーニの作品で楽譜が残っているのは、聴く者を甘美な麻薬のように虜にする「理想郷」と聴く者を恐怖と悲しみの底に突き落とす「黄昏」の2曲だけ。
この楽譜が幻書(幻曲)というわけです。

彼女にしか演奏できないなら、楽譜が彼女のところにあってもおかしくないと考えるヒューイですが、ダリアンは知らないほうがいい事があるとクリスタベルの演奏会へ赴きます。

警備の警察官に抱えられるダリアンが可愛いですね。
正面突破は難しく裏口から侵入。何者かに襲われるヒューイとダリアン。

黒幕はホールのオーナーケンドリック。彼はクリスタベルの演奏を聴かせ、その中毒性を使って演奏にハマった人々を操っていた下衆野郎。
クリスタベルは幻曲を弾くために作られた人形。作ったのはダラリオ。

クリスタベルの幸せだけを願ったダラリオは彼女の演奏を止めようとしてケンドリックの部下に撃たれてしまう。

人の命は一度失ったら取り戻す事はできない。ダラリオは壊れてしまったと説明するダリアン。この間、幻書の力で命を救ってたけどアレはもう使えないのか?

演奏会が始まる・・・クリスタベルは演奏の前にバイオリンで逃げろとメッセージを奏でる。あれで伝わるのか?全然分からないwww

クリスタベルが演奏したのは「理想郷」ではなく「黄昏」。破壊の曲はホールを崩落させ、防音室で演奏が終わるのを待っていたケンドリックたちは音が聴こえず下敷きというざまぁ展開。

黄昏を弾くようにダラリオが調整していたのだろう。しかしクリスタベルが自分の意思で演奏したなら・・・
彼女の幸せだけを願ってきた想いはちゃんと伝わっていたという事でしょう。

面白くない事はないし、話は分かりやすい。
でも回想と説明で話が進行する部分が多いからか、キャラへの感情移入が難しいところは残念な感じがします。

2話構成では長くなりそうだし難しいところですね。




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