第9話 「氷の世界」


晶馬の事故は一旦置いておいて、陽毬の回想。

高倉兄妹で水族館に来ているという事は、舞台は1話の陽毬視点の話のようです。 晶馬が倒れた陽毬を見つけるまでに、陽毬自身の身に何が起こっていたのか・・・

ぺンギン3号を見つけ追いかけた陽毬はエレベーターで地下61階へ。途中の階数が1/3階やら5/8階やら細かすぎます。

地下にはいつもの図書館。返却期限が約半年もあります。2クール分ね。お目当ての本が見つからなかった陽毬は3号に導かれるように中央図書館の分室へ。
OPのピンク頭さんは渡瀬眞悧（わたせさねとし）。分室の司書だと名乗り、陽毬の求める本を探してくれる。

アカシックレコードといった類の本が納められているのでしょうか？眞悧が陽毬のために出してきたのは陽毬の記憶が載った本。

かつて陽毬は友人のヒバリ、光莉とともにトリプルHとしてアイドルを目指していたようです。 EDと電車の広告の子ですね。実在してたのか・・・

オーディション用のビデオ撮影のためにお揃いのリボンが必要だったが、売り切れていて同じものが手に入れられなかった母を責める陽毬。
倒れた鏡から陽毬を庇ったために、母は顔に一生消えない傷を作ってしまう・・・

この時に陽毬は自分への罰として親友にすべてを打ち明け、オーディションを諦める事を決めたようです。
しかし陽毬の母のために何か出来ないかと考えてくれるヒバリと光莉。

鯉の生き血って・・・タマホマレカエルといいちょいちょいオカルト挟んでくるなぁｗ
先生に見つかって必死で陽毬を庇う二人が良い親友過ぎる！ええ話やなぁ～と思っていたのに学校を去ることになった陽毬。

病気で登校できなくなったのかと思いましたが、そうじゃない感じ。最後の陽毬がぼっちっぽいのが気になります。

本当だったらW☆Hの二人と一緒にトリプルHとしてデビューしていたかもしれない。しかし陽毬はその事に嫉妬や恨みの感情は無いといいます。
終わった事だと確認するために過去の記憶を探しに来たようです。

まだ物語は終わったわけじゃない・・・眞悧が取り出したのはプリンセスのペンギン帽？！

運命の花嫁に捧げる花冠なんだ・・・誰の花嫁になるかは運命の至る場所に行けば分かるという。
運命とか花嫁とかウテナっぽくて幾原監督の世界になってきたなぁ～

運命の至る場所は陽毬自身が知っているはず。元の世界で陽毬が眞悧を必要とした時に教えると陽毬を元の世界に戻す。
眞悧が陽毬を花嫁にする気満々に感じるんですけど。

眞悧に渡された運命リンゴを一緒に食べた少年は誰でしょう？

キャストで夏芽マリオとなっていた子ですかね？夏芽・・・真砂子の関係者かぁ。真砂子のプロジェクトMはマリオのMかな？

そして最初の生存戦略に戻る。

そんな夢を見ていた陽毬ですが、内容は全く覚えておらず、晶馬が事故に遭ったという連絡を受けて次回です。

ペンギンズは眞悧のところから発送されていた。陽毬が学校に行かなくなった理由とか、水族館で見かけたペンギン帽の子とかまた謎が増えてきました。しかしここで最近空気だった陽毬を掘り下げたのは良かったです。
陽毬が小学生の頃までは両親はまだ家にいたんですね。兄弟だけの生活に随分慣れていたようなので、どの時点で失踪（？）したんでしょうか？

これでOPに出てくるキャラは出揃ったかな？
挿入歌はARBの「灰色の水曜日」。ピンドラは徹底してARBですね。


ARB　「灰色の水曜日」