第20話　「愛・香林祭」

些細な意見の食い違いでケンカのようになってしまった料理チーム。

まだまだ人として発展途上。未熟だからぶつかり合う事もあるけど、でもちょっとしたきっかけで関係は修復できる。

やはりクラスの雰囲気が悪いままでは楽しめません。それ以上に民子が浮いてしまっている状況が心配な緒花は民子を手伝う事にする。

手伝う手伝わないのやり取りは予想通り。また緒花が強引に割り込んだんだろうなｗ
前日に逃げ出してしまった子も謝ったほうがいいかと言いながらやって来たのに、玉ねぎのみじん切り合戦に口を挟めません。

民子が気になる菜子。菜子の背中を押してくれた水野さん。彼女もあんまり友達が多いタイプには見えませんね。

手伝うのは緒花ちゃんじゃないんじゃない？とさりげなく話を振る結名がいいですねぇ～
緒花はあくまで接客チーム。ここは料理班の問題です。やっぱり料理で揉めたのなら料理で解決。

そろそろお昼に・・・何も知らない菜子がオムライスをリクエスト。いい空気の読めなさ加減ですｗ

調理実習室で本格的なオムライスを作る民子。彼女の料理人を目指すきっかけのひとつがオムライスだったようです。民子がここまで自分のことを話したのって初めてですね。
民子が料理に対して妥協しない事、教室の調理器具ではオムライスを提供するのは無理な事を理解する。

でも文化祭はやっぱりみんなが楽しまなくちゃ意味がない。
みんなでアイデアを出し合って、ケチャップライス、チキンライス、チキンピラフでどうだ！というわけでみんなのオムライス完成。
ふわとろオムライスだけがオムライスじゃない。メイド喫茶でも出されていると言われれば立派なメニューとして成立です。

ホットプレートでは勝手が違う。卵の巻きに苦労する民子たち料理班。後始末（笑）は緒花に任せて練習ですｗ

自分の教室に戻った菜子。水野さんは飾る絵が足りなかったと大急ぎで仕上げている。モチーフは菜子？

好きな男の子にラブラブオムライスを出す事ができた。なんか可愛いカップルが成立しそうです。ああ、微笑ましいわぁ。

徹はメニューを見て民子らしいというが、オーダーしたのはオムライス。緒花との会話が響いてますね。徹の姿を見て赤くなり慌てふためく民子が可愛いｗ
民子の特大ハート付きオムライス。一瞬驚いた徹だけど、隣を見てこんなメニューだと納得してしまった・・・
そうだ、この人鈍感だった・・・民子の気持ちはなかなか伝わりませんね。

菜子たちの展示は静かなものです。実際絵の展示だけと言うのは地味ですからね。結局他のクラスメイトは出てこなかったね。

片付けが終わり菜子のクラスへやって来た緒花たち。
一気に教室が華やぎますねぇ～菜子が水野さんに貰った絵はとても温かい感じの優しい絵でした。
菜子と水野さんも友達になったようでよかった。喜翆荘メンバー以外の友達の幅が広がったのは菜子自身が変わってきたという事ですね。

女将が民子を誉め、彼女のように早くから自分の道を決められる方が珍しいと語りました。
たくさん迷って悩んで遠回りする。それも青春、ですね。

次回はとうとう延ばし延ばしになっていた喜翆荘・板場の恋愛模様にメスが入るのか？
若旦那と崇子さんは好きにしててくださいｗ