第2話 「神様の特訓」


ククリの正体が未だに掴めない。

ククリは「隻」と血で契約するみたいです。儀式の途中で眠ってしまう詩緒が可愛いですね。
ククリに乗って空を飛ぶ。村の中では結構自由に外に出ることは可能なんでしょうか？村だけの秘密。秘密を共有すること、秘密を漏らせば制裁？
そんな村の掟、縛りのようなものを感じました。隻の特権として学校へは行かず、通信教育の詩緒。
うう～ん、特権というよりは外に出さないため、あまり人と関わらせたくないという思惑を感じます。

外に出れない環境で、詩緒がお兄ちゃん子になっていくのも頷けます。

ククリの操作の訓練中、詩緒は日々乃に誉められて気が取られて、ククリのコントロールが乱れてしまう。
ククリの制御には相当な精神力が必要なようです。

N大新キャラ登場。とんでも科学どんと来い！な空張久羽子（からはり くうこ）。
俺様な性格ですね～超常現象と呼ばれるものを科学的にアプローチしてそのカラクリを暴いていく、真科学部部長だそうです。

大学に無許可で部室を使い、学校側からの退去命令に真っ向から立ち向かうもりのようですが、不注意から部室を爆発させてしまう。
特訓中の匡平たちがそれを目撃し、ククリを飛ばします。

ククリで人命救助。ククリの操作に手間取る詩緒にアドバイスする匡平ですが、ちょっと口調が厳しいですね。

自分が来たのは匡平にとって迷惑だったのか？
匡平はそんなつもりは無いのでしょうが、些細な言葉の棘に敏感に反応してしまう詩緒。
匡平は詩緒に会えて嬉しかったと返す。そのことでモチベーションが上がり、無事に久羽子たちを救助した詩緒。
ククリの制御には精神的な影響が大きいということが分かりますね。

久羽子のようなタイプは味方につけると頼もしいですが、隠したいことをいろいろ探られそうで付き合い方を考えなければいけないタイプのようです。

かつてククリの隻であった匡平。日々乃は匡平がもう一度ククリの隻になりたいのではないかと感じていますが、匡平はそれを否定。

必要以上にククリ（案山子）の存在を遠ざけようとしているように見えます。
案山子との付き合い方は臆病なくらいがいい。

1話の冒頭で匡平たちを襲ったのも案山子でしょう。制御できない力は暴走を招く。暴走した案山子の隻が阿幾？
村では案山子を神と呼んでいますが、人が持たざる強い力を持つ者を畏怖の念も込めて神と呼んでいるのでしょうか？

人の心に感応して動く案山子。人の心に闇があれば案山子の力が負の方向に動くことも考えられます。性格に問題があると言われ、幽閉された阿幾。
案山子を崇め、利用し、共存してきた空守村ですが、案山子の存在は諸刃の剣かもしれませんね。

隻には様々な“特権”と呼ばれる決まり事がありそうです。特権を与えられたが故に納得の行かないこともしなければならない。
匡平はそんな村の掟から逃げ出したかったのかもしれませが、そのまま逃げ切ることなど到底無理でしょうね。

シリアスな感じなのに日々乃の爆乳についつい目がいってしまう自分・・・そこは自重できませんｗｗｗ