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これはゾンビですか? 第9話 「はい、脱ぐと凄いんです」

第9話 「はい、脱ぐと凄いんです」

連れ去られたユーと夜の王中心の話かと思ったら内容てんこ盛りでした。

「消えて」という言葉で夜の王を消したユー。
セブンスなんとかを殺したというのはどういうことなんでしょう?
そのせいで夜の王はユーに消されることになったらしいのですが。

しかし夜の王は消滅したわけではなく、ユーに望みを叶えて欲しいという。
叶えて欲しいというよりは脅しですね。歩たちを傷つけ追い込むという実に汚いやり方です。

ユーがメガロを呼ぶのではないかと考えた忍の里からセラへユーの抹殺指令が出されたことを聞いた歩。
忍者は掟や指令に重きを置く・・・

指令はユーの命よりも重いのか?
歩の質問は忍者としてのセラではなく、セラ自身への問い。
歩がかっこ良過ぎます!!これは惚れるわ。

セラはユーを殺さないと決める・・・
ならばユーを捜せ!と走り出したところで、観覧車が落ちてくる!?

間一髪逃れた歩だが、それを観たユーに変化が表れる。

ユーの心が動く時、不幸が訪れる。ユーは死を呼ぶ者・・・
だから心を動かさないよう、感情を殺して生きてきたんでしょう。
心が動くことで死を呼び、ネクロマンサーとして死んだ者を蘇らせる。
ヒドイループもあったものです・・・こんな運命背負い、人を傷つけないよう感情を殺すユーが切なすぎます。

普通に喜怒哀楽を出すことが出来ない。表に出すどころか、心を動かすことすら禁忌だとは・・・
こんな生き方辛すぎます。

その上、言葉にまで魔力があるわけですから、言葉すら扱えない。

それでも歩たちと出会って過ごした日常はユーにとって心地よい空間だったのでしょう。
そんな大切な人たちが傷ついていくのを観てユーの心が動きます。

空から降ってきたのは巨大なユーのぬいぐるみ。
歩たちは下敷きになったハルナを助けようとするが、巨大なぬいぐるみはビクともしない・・・

夜の王を追いかけていた大先生登場。
夜の王にツワモノ・・・とまで言わしめるという事はやはり相当な実力者ということですね。
巨大ぬいぐるみを一撃で吹っ飛ばしたわいいが、逆にトモノリが下敷きになってしまう。

え?何?トモノリ覚醒?
よく覚えてないけど、カッコイイ詠唱と共になんか出てきたわよ!
魔装兵器ってなんですか?大先生が仕込んだようなんですが、解除スイッチなしですかぁ?

しかも暴走状態で手のつけようがないので歩さんに任せましょう・・・ってオイ!
って感じですが、ここは歩の友情(愛情?)パワーハグで暴走を沈静化。
暴走まではアリかもですが、自爆スイッチはナシでしょう、大先生・・・

まぁこういう熱くてお約束な行動を取ってくれる主人公は嫌いじゃないです。

夜の王はユーに望みを叶えてもらうまでしつこく追ってきそうです。

先に帰っててと言うユー。
いつもの日常に戻るはずが、ユーは相川家から消えることを選択した・・・
歩と初めて会ったコンビニの前で手を振る姿が切ないです。
歩との出会いがユーにとってとても大切な思い出だと感じさせます。

短冊に書いた自分の願いだけが叶ってしまったと涙を流す歩。
しかしハルナもセラも諦めてはいない。
背中を押してもらった歩は再び立ち上がります・・・

今回は泣かされました。
所々ギャグも忘れず入っていましたが、やはりユーの生きてきた道が切ないですね。


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