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2012年06月

坂道のアポロン 第12話「オール・ブルース」

第12話「オール・ブルース」

千太郎が姿を消してムカエレコードの地下室からも足が遠のいてしまった薫。
千太郎を忘れるために勉強をしたのか、一時期下がっていた成績も元にも戻りました。
成績は上がっても充実した顔はしていませんね。

薫を心配した律っちゃんは家で勉強をしないかと薫を誘います。
親父さんは買い付けで留守なのか・・・

2年の時の文化祭の後の千太郎と薫の写真を飾っていた律子。
あいつの話はやめてくれ

薫は寂しさを紛らわせるように律っちゃんを押し倒してしまう。
「あいつがいなくなって良かったよ。これでいつでもりっちゃんと二人きりになれる」

2人の王子様が笑っているところが好きだと言っていた律っちゃんにはショックな言葉ですね。
ここで始めて薫は東京の大学へ進学する事を告げる。二重にショックじゃないですか!
また薫の悪い癖が出たという感じ。

2人はギクシャクしたまま、千太郎も戻らないままに卒業式を迎えてしまう。
親父さんに大学の合格を報告しに来た薫は出てこない律子に向かって
「君の笑顔が見たかったから」とムカエレコードに通っていた理由と礼を言って去ってしまう。

出発のホームに駆けつけてくれた親父さん。しかし律っちゃんの姿はありません。
渡された餞別の中には律っちゃんのお弁当。このまま2人は別れてしまうのか?

発車と同時にホームを駆けて来た律っちゃんは精一杯の笑顔で薫を送り出してくれました。
すごくいい子です。笑顔が見たいと言った薫に辛くても笑顔を見せてくれた律っちゃん。健気なヒロインです。

8年後。
薫は医師免許を取り、研修医として忙しい日々を送っていた。

テレビに映ったのは星児!?夢を叶えてスターになったようです。

薫が偶然再会したのは淳兄と駆け落ちした百合香。
妊娠6ヶ月目だそうです。淳兄とも幸せな生活送れているようで、良かった。

百合香が出してきた写真には千太郎に似た人物が映っていた。
早速休みを取って写真の教会のある島へ赴いた薫。

島民に聞いて回りながら教会は坂の上。やはり坂なんですね。
中に人の姿は無く、片隅にシーツに覆われた場所がありました。
まさか3度のボーイ・ミーツ・ボーイかと思ったら、そこにはドラムセットが。

千太郎の存在を確信した薫は思い出の曲「Moanin'」を弾く・・・

「いつかこがん日が来るかもしれん。そう思うとったばってん、そん時の来たようたい」

何も言わずセッションを始める二人。
離れていた時間も距離も一気に埋まっていく・・・
言葉にしなくとも音楽が二人の心を通わせて行きます。
やっぱり2人のセッションはいいですね!子供たちも大絶賛。

神父様には叱られちゃいましたが、今日は二人が再会した特別な日です。大目に見てくださいねw

神父様から逃げる2人はあの頃と同じように坂道を駆け下りる。
そこには百合香から連絡を受けた律っちゃんの姿がありました。

最後まで律っちゃんが出て来なかったのでどうなるのかと思ったけど、3人が揃った姿をまた見られて大満足です!

全くのノーチェックで見始めましたが、とても良かった。
ジャズに載せた青春!最高でした。

ヘタレなのに突然男を見せる薫。
豪胆に見えて内面はとても繊細な千太郎。
いつも二人を心配して励ましてそばにいてくれた律っちゃん。
声優さんの演技もとても魅力的でした。セッションシーンは本当に格好良くて痺れました。

意外に面白かったのが丸尾くん。
卒業式に第二ボタンをねだられたり、念願叶って国鉄(?)に就職。
完全に勝ち組でしたねw


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さんかれあ 第12話「あの瞬間…俺は…」

第12話「あの瞬間…俺は…」

続編製作ありきな終わり方でしたね。
(13話は円盤収録になるらしいです)

団一郎との決着を終え、残る課題は礼弥の体と生活を守ること。本来の目的に戻りました。
しかし礼弥の体の腐敗を止める方法が見つからないうちは千紘も安心できません。

頼りになるのはじいちゃんだけですが、今回もナスとピーマンを間違える勇者っぷりを発揮しただけで覚醒モードにはなりませんでした。
お味噌汁にピーマンはどうかと・・・

団一郎から礼弥を頼むと言われ、キャッキャウフフなゾンビっ娘との生活を満喫・・・
なんて甘い展開にはなりません。他人の人生に責任取ることの重みを感じる千紘。

千紘と礼弥は互いに踏み出せ無い感じがします。
ゾンビである自分が千紘の負担になっているのではないか、蘭子のこともあり、礼弥が遠慮しているのを感じます。

夜の散歩で花火大会のポスターを見つけた礼弥、。
一緒に行こうという話になりますが、翌日は大雨で花火大会は中止。
もし自分がここに居られたら来年一緒に行こうという一言が切ない。

アジサイ効果でもっとゆっくりと腐敗が進んでいくのかと思ったら、すでに兆候は現れているんですね。

千紘は蘭子に礼弥が花火大会を楽しみにしていた事を話す。蘭子も千紘と行く気満々だったようです。ちょっと拗ねる蘭子が可愛いです。

蘭子の発案で降谷家で花火をすることに。蘭子が来ると聞いた礼弥の表情が・・・

ワンコのライバル宣言。
元の蘭子に戻った感じです。あっさりと自分の千紘への想いを認め、、その上で礼弥に同じ土俵に上ることを勧める。
ワンコ株が急上昇しましたよ。あれで千紘への過剰なスキンシップが無ければもっといいんですけどねw
べ、別にプルンプルンが羨ましいとかじゃないんだからね!(泣

今の礼弥にとっては家で花火をすることも新鮮。人並み以上の生活よりも人並みの生活を選んだ礼弥。
期限付きの幸せというのは見ていて切なくなります。

学校へ行く為に荷物を取りに散華家に戻った礼弥。
絶対に助けないと言いながら、亞里亞さんは出て行こうとする礼弥を通せんぼ。
彼女も変わったのかな?元々礼弥の母親になろうとしていた人だから、心から憎んでいるわけではないでしょう。

学校へ行くことを心配してた千紘も普通の女の子になりたいという礼弥の想いを受け止めます。

幸福と不幸。千紘と礼弥の幸と不幸は相容れない?
さてこれからどうしようというところで、礼弥が千紘を襲った!死後硬直が解けた時と同じですね。

で!?ここで終わり!!えー無いわ!これは無いわ!!放置プレイもいいとこじゃないですか。
幸福と不幸を分け合った。のはいいけど、どういうことなの?

原作は続いていますけど(買ってますけど)投げっ放し過ぎていっそ清々しいですw (負け惜しみ)
サッカーでお休みした関係で未放送回になってしまったらしいですが、それにしたってこの終わり方はちょっとね。

2期の製作はあるのでしょうか?ゾンビ関連については何も解決していないので続きが気になりますね。

さてアニメ化で途中で止めていた原作を読むことにしますw


LUPIN the Third ルパン三世 ~峰不二子という女~ 第13話「峰不二子という女 後篇」

第13話「峰不二子という女 後篇」

伯爵を前にトラウマスイッチ発動中の不二子。
館内放送で不二子に話しかけるルパン。
館に入っただけで、かなり壊れかけていた不二子ですが、ルパンが話しかけたらあっさり自分を取り戻しました。

伯爵を撃つ不二子。フクロウの仮面の下から現れたのはミイラ化した伯爵ですか?
監視されていない部屋に全ての謎がある。ついにラスボスと対決か?

どこからか流れてきたフロイラインオイレを嗅いでしまいルパンがフクロウに見え始めた次元。
そんな事やってる場合じゃ・・・

偽不二子たちから不二子を守った五ェ門。何故女装のままなんだw
剣と不二子の本質は関係ないと思うが、五ェ門が見つけた不二子のは「拙者のガールフレンド」という強引なもの。
こんな脚本でいいのか?五ェ門もフロイラインオイレを吸ってしまう。

薬の影響で互いがフクロウに見えるため、対決する次元と五ェ門。
二人が殺り合うシーンは格好いいんだけど、次元と五ェ門の無駄遣いだよね。

ルパンの助けを借りて隠し部屋にたどり着いた不二子。

記憶改竄オチでございました。
不二子は最初から不二子であり、他の何者でのなかったと。

突然乱入してきてアイシャの過去を語りだす梟頭。
伯爵の人体実験の被害者は伯爵に雇われた研究員の娘・アイシャ。

伯爵亡き後、アイシャは伯爵を生きているものとし、自分の記憶を植え付けた少女たちがどう生きていくか観察していたと。
自分が生きれらなかった「IF」の人生を投影しようとしていたって事なんでしょうね。

すっかり騙されちゃいましたねぇ。
今までの不二子の過去は不二子のものではなかったと・・・

フロイラインオイレを狙って伯爵の屋敷にメイドとして潜入した不二子は逆に捕まってアイシャの実験体にされた。
少女と違って大人なので、記憶の改竄も効きが弱かったのかな?

梟頭の正体はアイシャの実母。娘が壊れてしまった罪滅ぼしに好きなようにさせていたらしい。
マジで唐突に出て来たな。不二子に母親失格を宣言されてしまう。

銭形とオスカーは何だったんだろう?
銭型の説得に正気を取り戻したわけでもなく、偽不二子たちを連れて去っていったオスカー。
悪い子にはお仕置きとタンカーを屋敷に突っ込ませて炎上させて顔芸披露して終わり?

折角のオリキャラが生かしきれてない感じがしました。
オスカーの過去もチラホラ出てきましたが、銭形への尊敬が歪んだ愛情に変わっていくエピとかあればまだ感情移入できたのに。
これじゃただのヤンホモです。

アイシャを連れ出したルパンと不二子。
不二子は最後に自由な自分を見せてアイシャを送りました。
アイシャは穏やかな顔をしていたのでこれで満足だったんだろうか?

ルパン一味が勢揃いすることはありませんでしたが、最後はVシリーズに続きそうな雰囲気でしたね。
やはりTVのイメージを崩し切るのは難しかったか・・・

オチが残念だった。面白い回とそうでもない回の落差はありましたが、全体的には面白かった。
雰囲気は原作に近くてとても好き。しかしオチが・・・これでこのルパンは私の中で雰囲気アニメになってしまいました。

こういうこともあるということで、1クールお疲れ様でした。


ヨルムンガンド 第12話「滅びの丘 phase.2」

第12話「滅びの丘 phase.2」

不意を突かれたとは言え、レームが倒れていると危機感が煽られますねぇ。

グレゴのカッターから逃れたウゴ。壁を壊す力技でグレゴを捕らえる。
制限時間の2分が経ち、指示を仰ぐリリアーヌ。
まさか開いたドアの直撃でやられるとはw愛すべきバカじゃn・・・www

車で逃走するココを追跡するドミニク。
ウゴの過去もちょっと出てきました。マフィアだったけど、白い粉は弟の仇だったのね。
前回の取引きでマフィアが白い粉を出してきたのは、ウゴの回想の伏線だったわけですね。

ウゴはココの専属運転手として格好いいところを見せました。
カーアクション好きです。一気に車を反転させるところ格好良かったなぁ。

殺し屋よりレストランやった方がいいよ

雇い主の名を吐くなら見逃してやる。
グレゴもリリアーヌも捕まってしまった状況でドミニクはココとの取引きに応じたようですね。

もうひとつの局面。バルメとヨナ。
ヨナの朝食に薬を仕込み、眠らせたバルメは1人陳の元へ。

予想していたから起きれた。
ヨナ、バルメが出て行ってから20分後に覚醒!?
予想していても起きれないぉ・・・ヨナくんスゲェ!!

大星海公司の工場に単身乗り込んだバルメ。
ただの警備兵なんて目じゃありません。バルメ無双状態です。

しかし敵の誘いに乗って狙撃ポイントに誘導されてしまった。
追いついたヨナがバルメを狙う狙撃手を撃ち、背中は任せろ!走れと!
ヨナマジかっこいい!敵陣の真っ只中で叫んじゃってるけど、もうバレバレなのでお構いなしですか。
こんなに叫ぶヨナも珍しいな。

陳と対峙したバルメ。
復讐のために腕を磨いてきたバルメですが、目の前の男は案外つまらない男だったと・・・

シャワーを浴びて陳に会いに来たカレン。陳は倒されバルメとヨナも逃走した後。完全に出遅れました。

追いついたカレンの銃撃から体を張ってヨナを守るバルメ。ま、まさかこんなところで退場!?
カレンはヨナが仕留め、場面は一転ベッドの上。

やっぱり防弾ベスト着てたのね。
それでも太ももとわき腹に風穴開けられちゃってました。

部下の仇を討ったバルメに敬意を表すココ。バルメの過去は清算され、これから名実共にココのものだそうです。

カレンも助かっていたんですね~消えちゃいましたけど。
陳に心酔してたし、これからどうするんでしょ?

ココたちを狙ったドミニクの雇い主は2期で明かされるのかな?

ブックマンと呼ばれるCIAの課長と接触するアール。
秋クールまで待たなきゃいけないのに、気になるところで終わっちゃいました。

面白かった!2期決定は随分前に情報が出ていましたが、やっぱり告知が流れるとワクワクしちゃいますね。
秋を楽しみに待ちます。


ZETMAN 第13話「葬列」

第13話「葬列」

あれ?終わった?

灰谷を貫くZET。灰谷の目的はZETをカリスマにすること。
カリスマにしてからどうするとか、それ以上の目的は無かったの?
ここまで暗躍しておいてちょっと拍子抜け。

ZETが灰谷と対峙している間にアルファスが花子プレイヤーに向かって「正義執行!」
花子、真っ二つです・・・

これを見たZETは茫然自失。目から光を失ってしまう。
仮に助けられたとしても暴きの輪がある限り、花子は裏返ってしまうんだからジンと一緒にはいられない。
逝かせてやった方が花子のためだと思う。

灰谷に追い詰められ、リミッターが閉じてしまったアルファスは戦闘不能状態。
そこへアルファスソードを手に突っ込んで来るZET。
灰谷はZETがアルファスへ敵討ちをする展開でも狙っていたんだろうか?
人の心を亡くしてこそのカリスマだと思っていそうです。

しかし刃は灰谷に突き刺さり、拳で止めを刺したZET。
ビルから落ちて行く灰谷。ちゃっかりとビルを破壊していきます。後を濁す鳥さんです。

ZETをも消そうとする高雅。マスクを外した顔が完全に逝ってます。正義を武器に力を行使する危ない人に見えます。
一発の銃声が鳴り響き・・・

―三年後―

へ?あ、はい3年経ったんですね。

高雅はアマギコーポレーションを継ぎ、裏ではアルファスとしてプレイヤーを倒しているようです。
ピンクちゃんとは婚約でもしたのかな?

3年前の銃声はZETには届かず、完全体となったZETは高雅に襲い掛かります。
しかし人の心を残していたジンは踏み止まり消えてしまった。

ジンが人の心を失わない限り灰谷の野望が完成する事は無いようです。
そんなののでいいのかという気も・・・

亡くなった母の代わりに明美さんと炊き出しを続けている小葉。
佐山警部もジンの行方を捜しているようです。

ジンは密かに暴きの輪でプレイヤーを裏返らせて始末していました。

さすがの掃除屋もカリスマは掃除できないようです。エボルのマスターに呼び出されたジン。
でも今回はここまでです。
ダークヒーローとなったZETMANの戦いはまだ続く!という感じで終了。

後味の悪い終わり方ではなったけど、中途半端なところで終わりましたね。ハリウッドの娯楽映画っぽい。

嫌いではない。むしろ好きなジャンルなんですが、大事なところがすっぽり抜けてる感じがしました。
あとはヒロインに魅力が無かったのは残念。
続きは原作でどうぞって事かしら?そっちの方がいいかもな。


君と僕。2 第13話「へそと凛」

第13話「へそと凛」

高校3年生のGW明け。休日返上で模試を受けなければならない。
高3の春ねぇ。進路なんてただぼんやりと「進学」って決めてただけだな。

帰りにラーメンを食べていこうと言う千鶴だが、春は部活で一緒に帰れない。
春ちゃんて茶道部だったんだ。悠太までとは。

和菓子に釣られた千鶴と祐希を体験入部に誘う春。高3の春に体験入部って、意味ねぇしw
高3から茶道部というとアマガミのヘンタイ紳士を思い浮かべてしまう・・・

悠太に体験入部の事を報告に言った春。机の上には大学図鑑。
要も模試の勉強をするというし、進路を決めていない春は受験生というプレッシャーを感じてしまったかな?

進路が決められない春。あの頃とは違う。
またまた幼稚園の回想です。キスの予行演習をする春ちゃん。
幼稚園の頃は意外とおませさんだったのねw
乗せられた要。春の場合はまだまだ可愛い妄想ですが、要は実戦を視野に入れてるよね。

茶道部は着物でやるのかぁ。悠太の着物姿は俺得ですw

和菓子はよ、はよ!と騒ぐ千鶴。
そこに入ってきたのは茶道を指導してくれている十(つなし)先生。
美坊主キタ!!
初心者の3人は先生のスキンヘッドを見て笑いを堪えるのに必死。
「私の頭に何か付いていますか?」追い討ちかけてどうしますw

千鶴は和菓子がおいしいから茶道に道に進む!お茶の水大学は茶道の学校ではありません。しかも女子大です。
興味を持ってくれたならと、さらに指導してくれる先生ですが、濃茶は苦いし、足は痺れるしでギブアップ。

春の心の不安を少しだけ軽くしてくれたのが十先生。
達観してしまっている雰囲気ですが、彼もまた自分が茶道の先生になるとは思っていなかった。
高校生で将来のビジョンがしっかりと固まっている人って少ないんじゃないかな?

大人になって変わったのは足が痺れなくなった事くらい。
そんなはずはもちろん無いわけで、大人になるというのはその程度の事なんですよ、と言えるほどに大人なんだろうね。


悠太は春の様子がおかしい事に気づいていましたね。

2人きりの部室の中で、悠太に進路を決めたか尋ねる春。
自分は大学すら調べていなかったのに、要と悠太はもう動いていた。
その事に驚いてしまったと。だんだんと背中が丸くなっていく春。自信の無さの現れです。

春、おへそ。
はっきりとは言わない。でもそのままでいいと言ってくれている様な悠太の雰囲気がすごくいいです。

今絶対に答えを出す必要はない。緩やかに変っていく。緩やかでも確実に変っていく。

決めて進むのも道だけど、答えを急ぐ必要はない。
彼らには自分を縛らずに答えを探していく時間はまだまだありますよね。

バトルがあったり、ハーレムになったりwそういう日常とはかけ離れたフィクションの世界が多い中で、本当にごく普通の高校生の日常を描いたお話。

でも高校生にとって恋愛や初めてのバイトや憧れのお姉さんの結婚や受験て劇的なことなのかもしれない。
それを凄いだろぉと押し付けがましく見せるのではなく、本当に日常のひとコマとして見せていく。
肩の力を抜いてあの頃の自分を少し思い出しながら見れるステキな作品でした。


黄昏乙女×アムネジア 第12話「黄昏乙女」

第12話「黄昏乙女」

夕子さん成仏推奨派のワタクシにはポカ~ンな展開でした。
まさか幽霊に取り憑かれてハッピーエンドとは思いもしなかった。

女子生徒の遺体が見つかったと旧校舎が立ち入り禁止になる。
見つかったのは夕子さんの遺体。キチンと葬儀、埋葬をし、地下の祠も新しく移転して奉られる事になったという。
トントンと事後処理が進んで行きます。

貞一にデートをせがむ夕子さん。学校からは出られないので校内デートです。
演劇部の衣装は反則ですね~我がままボディ出し惜しみなしです。

貞一の膝枕で「なでなでして」とおねだりする夕子さんは女の私でもブヒれるくらい可愛かったw

貞一に出し巻き卵を「あ~ん」出来て嬉しさのあまり泣き出してしまう夕子さん。貞一と小此木さんのアレがよっぽど気になってたんですね。

貞一とのキャッキャウフフな時間もタイムリミットが近づいてくる。
唐突に別れを告げる夕子さん。

当然納得出来るわけがない。
夕子さんが現世に留まっていたのはやるべき事があったから。
それは言わずもがな、影夕子と再びひとつになる事。やるべき事が終われば成仏するしかない。

何か方法がないかと叫ぶ貞一ですが、時間は待ってくれない。
夕子さんが決心して綺麗に別れを遂げようとしているのに食い下がる貞一がちとウザかったな。

最後まで一緒にいると決めた貞一は二人が始めて出会った怪異調査部の部室へ。
影夕子も貞一の事が好きだったんですね。最初に貞一を導いたのは影夕子でした。

思い出を語ろうにももう夕子さんの声も聞こえなくなってしまう。
筆談でも残される貞一のことばかり気にかける夕子さん。

夕子さんの最後の願いは「やっぱり忘れて」

すぐに忘れる事など出来ない。でも夕子さんを忘れて、他の人と出合って普通の生活をしていくと願いを聞き入れようとする貞一。
ここはBGMも相まってかなり切ないシーンでした。

最後に口づけを交わし、消えていった夕子さん。

春が来て、貞一の心も少し整理が付き始めた頃、旧校舎が解放され再び怪異調査部の活動再開です。

久しぶりに部室に足を踏み入れた貞一が見つけた箱には「開けたら呪う」とどこかで見たような張り紙が。

何の躊躇もなく開けちゃいました。
「開けちゃった」

え?夕子さん復活!?
心残りがあって成仏出来なかったですと?
しかも心残りが貞一との最後のキスとか、貞一くんどんだけテクニシャンなんですか!

もう爆破しろ!ください・・・な展開。
ハッピーエンドです。ええ、ハッピーエンドです。大事な事なので二度言いました。
戻ってくるとはねぇ。一気に安っぽい話になっちゃったよ。

これはこれでアリなエンドですが、貞一にあまり感情移入できなかったので「良かったね(棒)」くらいの感想になっちゃいました。

最後はちょっと肩透かしを食らった感じでしたが、途中はすごく面白かった。
夕子さんはかなり上位に入るヒロインだと思います。


緋色の欠片 第13話「鬼切丸の力」

第13話「鬼切丸の力」

鬼切丸を狙うロゴスのアインを追いかける拓磨。
ボロボロになりながらも他のロゴスは自分たちが抑えるから、拓磨を追いかけろと言う守護者たち。

「鴉取真弘様だーーっ!」が聞けたのでそこは満足w

拓磨を追いかけた珠紀が目にしたのは鬼の力に飲み込まれながら戦う拓磨の姿。
ただ(正気に)戻ってと叫ぶしかない珠紀の後ろにはババ様と美鶴ちゃん!

え?鬼切丸の封印が解けそうだから来たってババ様なんか悠長だなぁ。神社から出てきたのかって感じ。
危機的状況なのにほぼ無表情の美鶴ちゃんが怖いです・・・

玉依姫であるあなたが止めなさいってババ様、何のアドバイスも与えず無茶振り。
玉依姫がチート過ぎやしませんか?

でも珠紀が体を張って拓磨を止めるシーンは良かった。ちょっとほろっと来ちゃいました。

執拗に拓磨に迫るアインに帰ってと叫ぶ珠紀に声に反応したように鬼切丸が現出。

鬼「来ちゃった(テヘ)」出てきちゃったよー!

テヘとか絶対ないけど、結構簡単に出て来ちゃったなって感じました。

鬼切丸から放たれる力は負の感情を呼び起こすのか?
守護者、ロゴス関係なく、彼らの中にある恐怖やトラウマが反応しています。
ドライは為政者みたいになってるけど、あれは欲望のほうが勝ってるって事なんですかね?

もう1人、気恐怖に飲み込まれなかった人間。それが珠紀。
彼女が見たのは守護者たちと穏やかに歩く風景。鬼切丸は人の感情のどこに触れてるのか良くわからなくなった。
珠紀が特別な存在だという事を印象付けましたね。

現出した鬼切丸に向かって走る拓磨とアインですが、鬼切丸は拓磨の手に・・・
またまた鬼の力に飲み込まれた拓磨。

なかなか覚醒しない珠紀にイライラしましたが、鬼切丸に向かって静まりなさいと一喝する姿は凛々しくて良いぞ、良いぞ~

玉依側が鬼切丸を手にしたことで形勢逆転?
ババ様がロゴスに向かって、この力に対抗できるのかと言った時には笑うところかと思ったわ。
ババ様ほとんど何もしてないのに決めてくれましたw

アインを下がらせたアリア。格下の相手から計画を覆されたというが、なんだか楽しそうです。
懐の深い幼女だよ。

さすがにこのまま戦っても得るものがない。
無用な戦いは避けて、去っていくロゴスたち。また見逃された感ハンパないんですけどw

ロゴスが去って倒れてしまった拓磨。死んでません。死んだら2期やれません。

鬼切丸を押さえ込んでくれたと感謝する珠紀に皆のおかげだという拓磨。
綺麗にまとめに入ってきてます。

これでひとまず休めるという芦屋さん。スタッフがですか?と聞きそうになってしまったw
しかし遼は鬼切丸を村から完全に消し去るまで終わらないと。

珠紀は覚醒したのか?という話ですが、覚醒すると守護者にも影響するのでちょっと中途半端でしたね。
ロゴスがこのまま黙って帰るとは思えないし、珠紀の覚醒も不十分。
守護者の覚醒もまだだし、本格的に動くのは2期からですね。

10月から2期放送は前から知っていたので特に驚きもありませんでした。
1期は切りよくまとめてはいたけど、2期を見るまで評価は難しいです。

伏線張るだけ貼って、全く回収していないので2期でその辺を掘り下げてくれると面白くなると思います。

スタッフ、キャストの皆様、お疲れ様でした。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。
2期も感想書けたら書きます。


機動戦士ガンダムAGE 第37話「ヴェイガンの世界」

第37話「ヴェイガンの世界」

捕虜となったキオの前にイゼルカント様が現れた!
かなり紳士的じゃないですか。

キオを捕虜ではなく、客人として向かえたイゼルカント夫妻。
息子に似てるのかぁ。 なんともご都合主義的な話だな。

キオに地球代表としてヴェイガンの世界を見せようとしているらしい。
ガンダムパイロットだと言ってもキオに発言力があるわけではない。キオ一人に見せてもあんまり意味はないと思うんだけど・・・
今度はイゼルカント様に洗脳されるのか?

鹵獲したガンダムを分析する研究員(ゆっさゆさにモブは無理だってw)
説明を聞いたザナルドは野心丸出しじゃないですか!

一人街に放り出されたキオは引ったくりの少年から荷物を取り返してくれた少年・ディーンと親しくなる。
監視付きとは言え、捕虜を放り出すとはイゼルカント様、甘いよね。
つか監視ついてんのに引ったくりに遭うとか、もうw

さすがに地球から来たとは言えず、遠いところからと誤魔化したキオ。
ディーンの妹・ルウにせがまれて食事し、話をするキオ。

ルウは病に侵され余命3ヶ月。
それでも人らしく生きたいと願う妹と親しい人を作れば死(別れ)が辛くなるだけだと言う兄。
死を前にした人間の方が前向きってヤツか。残される方はどんな事をしても辛い思いはさせたくないよね。

戻ったキオはイゼルカント様からヴェイガンの民の悲しみを聞かされる。
死が身近にあることで、ヴェイガンの民は人への執着を失くして行く。
それは愛する事を諦めてしまうということなのか。
人として生きられないのが辛いと語るイゼルカント様。

イゼルカント様はキオに自分の真意を告げる。
地球種の生きる意思を確認するためにわざと生き延びるチャンスを与えてきたと言う。
止めを刺さずに逃走していた理由はこれだったのね。
キオ編に入ってからは容赦がなくなってきたから、価値なしと結論を出したのかしら?
もうちょっと語ってぇぇぇ!ってとこでシーンが変わっちゃった・・・

ザナルドはイゼルカント様がキオに甘いことが気に入らない。
子供とはいえ、敵のパイロット。いざとなれば自分が手を下すつもりのようです。
ザナルドにはイゼルカント様の真意は理解できないかもな~これはクーデターフラグ立ちましたか?

イゼルカント様は時は来たとゼハートに指示を出す。
どこがどのくらい来てるのかさっぱりポンと分かりませんが、「今です!」状態らしい。
ゼハートはイゼルカント様の真意を理解しているようですね。

AGE-3のデータからヴェイガン製のガンダムが出来上がるのかぁ。
あんまり魅力を感じないのは何故だwぶっちゃけ興味がない・・・

マーズレイの影響によって未だに死の病に侵され続けるヴェイガンの人々。
その現実を見たキオの心にどんな変化が現れるのでしょうか?

ってところを見せたいんだろうけど、MS作ったり、地球まで攻撃仕掛ける技術力と機動力があれば、居住用コロニー作って火星圏から離脱すればいいんでないの?
生活面と軍事面の技術バランスがおかしいぞ。そう話は単純じゃないのかな?
でも地球種だってみんながみんな地球にいるわけじゃないのにね。

イゼルカント様が手に入れた情報ではコロニーは作れなかったのかな?
情報のホンの一部だけでここまで発展したんだから出来そうな気がするんだけど。

イゼルカント様が思っていた以上に理性的で紳士的だった。
ゼハートのように理想を持っている人間はイゼルカント様を指示し続けられる。
しかしザナルドのような野心や私欲が出てくると統率するのは難しくなってくるだろうな。
ヴェイガンにも内部分裂が来るのか?

次回はアセムが救出に現れるようです。
バタバタした感動の親子の再会になりそうです。


宇宙兄弟 第13話「3次元アリ」

第13話「3次元アリ」

新田がただの爽やかスポーツマンじゃなかった・・・
閉鎖ボックスに入る前に渡されたバンド。
ストレスを測る装置のようですが、トイレでも気が抜けないとかそんなガチガチにならなくてもいいと思うんだけど。

試験終了のアナウンスがあるまで決して外に出ないというルールが科される。
誰か1人でも外に出れば失格だと・・・敢えて付け加えてくるんだから何かの伏線なんだろうな~

ムッタをお兄ちゃんと呼ぶ新田。う~んこういう嫌味な物言いする人嫌いなんだけど。
これならまだストレートの絡んでくる古谷の方が分かりやすくていいな。

次の課題で自分に勝ったら呼んでもいいと言う新田。 課題はランニングしながらの計算。
ムッタ唯一の特技、エアそろばんの見せ所だ!
と思ったら、リアルに再現し過ぎて計算できなかっただと!?エアなのに走ってるから揺れるってwww
イメージ再現率高過ぎだろうw
ムッタらしいと言えばムッタらしいけど、それじゃエアの意味ないからw

この2週間で絶対に「ムッちゃん」と呼ばせてやると心に誓うムッタ。
六太さんじゃなくて「ムッちゃん」なんだw

次はパソコンでランダムな文字列を打ち込んでいく作業。
どんな時でも冷静さを保とうとする新田。JAXAの裏を読もうとし過ぎているような気がします。

今回最大の課題が宇宙開発に否定的な辛口コメンテーターへの抗議文の作成。
宇宙開発にかかる莫大な費用に苦言を呈するコメンテーター。
それぞれの班がどういう答えを出してくるのか?

ムッタは子供の頃に聞いた野口さんの話を思い出す。
真っ直ぐにしか進めない1次元アリ。小石にぶつかって進めなくなったら横から回ればいいじゃないかと現れる2次元アリ。
横にも広がる石の壁を前に、上に登って乗り越えればいいじゃないかと言う3次元アリの話。
野口さんにいい事言うなぁと普通に聞き入ってしまった。

宇宙へ行く事は地球で抱える問題を新しい視点で考え、解くことが出来るのではないか。
野口さんの話をすぐに理解した幼いムッタと日々人だが、これが果たしてガチガチの2次元脳のコメンテーターに通じるのか?

ケンジのB班は割と無難な答えが出ていますが、イマイチ決め手にかけているようです。
キューブ富井くんに意見を求めるケンジ。
なかなか哲学的。無口でコミュ障っぽいけどスキルは高いみたい。
人の意見を否定する溝口がトラブルメーカーになりそうな予感。

A班のほうもそれぞれに意見が出たようですが、古谷がやっぱりストレートで笑う。
相手を説得する気ないですやんw

新田は優等生な答えで捻りがない落ちがないと古谷に突っ込まれてますが、抗議文にオチはいらないからw
せりかさんの宇宙における医療開発の意見がいい感じです。

ムッタの答えはなんと「抗議しない」!?
ガチガチの2次元アリの彼女を説得するのは難しい。
納得させるには3次元へ連れて行くしかない。

近い将来宇宙は近くなる。しかし批判は今されている。

「心配ないよ、日々人がいる」
日本人で初めて月に降り立つ日々人。彼の姿を見て日本人にとって宇宙は近くなると確信するムッタ。
どこまでもいい兄弟だよぉ~

結局、意見としてはせりかさんの案で提出したけど、茄子田理事長はムッタの意見が気に入ったようです。

抗議はしない・・・ らしい。
いや、そこは一応しといた方がいいんじゃないかな?w

リアルに近いと言ってもフィクションなのでこういう展開も嫌いじゃないです。
ムッタは一旦下げてから上げてくるタイプですね。この先もどこまで面白い事をしてくれるか楽しみです。