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ダンタリアンの書架(終)

ダンタリアンの書架 第12話 「第14話 まだ見ぬ明日の詩」

第12話 「第14話 まだ見ぬ明日の詩」

最終回も実に微妙な空気でした。

ゾンビが現れたという新聞記事を読んで、幻書が絡んでいるかもしれないと考えるヒューイ。
その新聞に飛びついたダリアンは・・・また揚げパンwww

揚げパンをゲットしてご満悦のダリアン。淑女は歩きながら食べたりしないだろう、と今さらながらにツッコんでみる。

新聞記事にあった通りヒューイたちの前にゾンビ出現。
その場は一旦立ち去り現状分析。ダリアンの言う通り人をゾンビに変える「償いの書」が絡んでいた。幻書は新聞の中に紛れ込んでいたんですね。

楽譜だったりしたこともあるので、幻書が必ずしも本という体裁を保っていなくても力を行使することは出来るようです。
それにしても印刷物でも構わないとは・・・

記事の元を追って印刷所を訪れたヒューとダリアン。ゾンビ工場!?労働者は皆ゾンビに変えられていました。
そこに現れたのは教授。わかり易過ぎる胡散臭さを放っています。

黒の読み姫VS赤の読み姫。って口げんか上等みたいになってるw読み姫はホント口が悪いな。ラジエルってもっとクールキャラかと思ってたけど、ダリアンを前にして見た目同様の反応が可愛いな。

教授に幻書を追う理由を問われたヒューイ。
「あの人を助けたい」書架の中のピンクちゃんですね。ヒューイは忘れてなかった。

で、何故いきなり撃ちますか!教授!!

ここからはヒューイ無双状態。腹に銃弾打ち込まれたままダリアンを抱えて窓から飛び降りる。
ダリアンの手を引いて追って来るゾンビから走って逃げる、逃げる。
おいおい、いくら元軍人だからって体力ハンパねぇです。

ヒューイは書架を開くようダリアンに頼む。ここで書架に逃げ込むのかと思ったらヒューイ一人で行っちゃった・・・
書架の中でピンクちゃんの手を取るヒューイ。彼女を外に連れ出すために出口へと走る。同時に現実でゾンビに追われる描写とリンク。この時点でヒューイって倒れてなかったか?イメージの話でしょうか?

しかし扉は厳重に鎖が掛けられピンクちゃんえを閉じ込めようとする門番によって引き離される2人。
ピンクちゃんが書架に閉じ込められている理由がさっぱりポンとワカランw

ダリアンとピンクちゃんは2人で一人なんだろうか。ラジエルがダリアンを人形と言っていました。ダリアンは現実世界に具現化したピンクちゃんの分身みたいなもの?

彼女たちの願いはひとつ。ヒューイを救うこと。
異空間の中で幼い頃のヒューイに一冊の幻書を渡されたヒューイは現実世界で覚醒。戻ったらヒューイが元気になってるけど、異空間で傷を癒してきたんだろうか?
久しぶりの本バトルです。冗長な感じもありましたが、いろいろ挿入されたおかげであまり気にならなかった。

ゾンビ消滅。
しかし教授はあまり気にしていない様子。既に必要な部数は刷り上っている。

これどうすんのよ、って思っていたら焚書官ハルキタ!印刷幻書をすべて焼き払う。しかし火力が大き過ぎて追うことが出来ないとはw
遅れてやって来たヒーローによって教授の計画は潰されたけど、ここも特に気にしない教授。また作ればいい程度の反応。

ダリアンの声が響く。ハルがヒューイを助けてくれたようです。復活してなかったのか~

一度に並ぶことはなかったけど読み姫3人が揃ったのは最終回らしくて良かったです。
それぞれの目的のために動き出す読み姫と鍵守たちって感じでした。

最後にまた伏線張ってきましたね~読み姫は人ではないので、その寿命に限りがあるかどうかも分かりません。様々な鍵守たち過ごしてきたダリアン。一緒にいたのはジャンヌ・ダルクか?この人もいろんなところに登場するなぁ。
ピンクちゃんは古代ローマだかギリシャだか、そんな感じの場所で過ごしていたようです。幻書(?)を封印したような場面もあったので巫女属性とかあったのかしら?

ここでフラグを建ててますが、2期はどうにも怪しい雰囲気です。
ダンタリアンの書架は決して嫌いな作品ではなかったんですが、アニメの方はあまり話題になっていない印象。

最近、ラストに伏線張って続きが気になるなら原作買ってねって感じのアニメが多くて若干萎えるなぁ~

アニメ化はちょっと難しい作品だったのではないかと感じました。


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ダンタリアンの書架 第11話 「第13話 ラジエルの書架」

第11話 「第13話 ラジエルの書架」

原作既読者の話によると今回の内容はかなり端折られているとか・・・

実際、何が言いたかったか良く分からないんですよね。

ヒューイの軍時代の交流と幻書が出来るプロセスを語っているのは分かるんですが、そこにラジエルと教授が絡む必要があるのか?とかとか。
別にダリアンに語らせても良かったんじゃないかな?

これはダンタリアンの書架よりもラジエルの書架の方がより狂気に近い感じを出したかったと言うことだろうか?

配属直後、上司アイラスに不遜な態度を取るヒューイ。今とは全然違う感じ。

しかしアイラスのポエムは気に入った様子。
飛行中、唐突にポエマー発動で機体を落としていくアイラス。何なに?なんか相手の心の声が聞こえたりするんすか?既について行けなくなった(アセ

アイラスの前に現れたラジエル。何故跳んだのかは不明www

幻書について語る。幻書は幻稿が狂気や恐怖を取り込んで完成するとか何とか。幻稿は幻書の卵って位置づけらしい。ここはさすがに分かった!
アイラスの詩集がその幻稿だと。ラジエルはアイラスの狂気を誘って幻書が出来るのを待っているようです。

空中に怪物のようなものが現れ、飛行機を落としていく。その怪物に向かっていくヒューイ。アイラスは既に死んでいたんですね。だからヒューイはアイラスの姿を見て驚いていたということか。

アイラスの幻稿の力を打ち消すように、もう一冊の幻稿を読み始めるヒューイ。
ヒューイはこの頃から読み手としての才能はあったわけだ。

アイラスは幻書を完成させるために生き返らせられた。ヒューイに破れたアイラスの幻稿が幻書になる事はない。対決したというよりヒューイの持つ幻稿の力に毒気を抜かれたって感じか?
用済みとなったアイラスは教授によって元に戻されるという結末。
しかし狂気に狂って幻書を完成させるより、ヒューイに救われた方が安らかに眠れるとは思います。

ヒューイに届いた手紙は爺さんからのものだったんでしょう。そのまま退役?
勲章を不用品だとはwww かっけぇなヒューイ!

こんな感じなんじゃね?って感覚的にしか捉えれなかった。これは受け手のスペックの低さゆえ、ご容赦を。
察したい。理詰めで説明されなくても構いません。でも少し説明があるとありがたいです。


ダンタリアンの書架 第10話 「第12話 幻曲」

第10話 「第12話 幻曲」

心を持った自動演奏人形。
人形の幸せを願って心を込めた技師。

公園でバイオリンを演奏(?)するヒューイ。音楽の才能はなしとw

バイオリンを貸して欲しいと声を掛けてきた女性とへなちょこ寝癖の男w
クリスタベルの演奏の上手さはダリアンが揚げパンを喉に詰まらせるレベルです(よく分かんないけどw)
徐々に観衆が増え、彼女を連れて立ち去るダラリオ。

クリスタベルは有名な演奏家らしい。
誰にも弾く事が出来無いと言われるヴァルディーニの曲を弾けるのはクリスタベルだけ。

ヴァルディーニの作品で楽譜が残っているのは、聴く者を甘美な麻薬のように虜にする「理想郷」と聴く者を恐怖と悲しみの底に突き落とす「黄昏」の2曲だけ。
この楽譜が幻書(幻曲)というわけです。

彼女にしか演奏できないなら、楽譜が彼女のところにあってもおかしくないと考えるヒューイですが、ダリアンは知らないほうがいい事があるとクリスタベルの演奏会へ赴きます。

警備の警察官に抱えられるダリアンが可愛いですね。
正面突破は難しく裏口から侵入。何者かに襲われるヒューイとダリアン。

黒幕はホールのオーナーケンドリック。彼はクリスタベルの演奏を聴かせ、その中毒性を使って演奏にハマった人々を操っていた下衆野郎。
クリスタベルは幻曲を弾くために作られた人形。作ったのはダラリオ。

クリスタベルの幸せだけを願ったダラリオは彼女の演奏を止めようとしてケンドリックの部下に撃たれてしまう。

人の命は一度失ったら取り戻す事はできない。ダラリオは壊れてしまったと説明するダリアン。この間、幻書の力で命を救ってたけどアレはもう使えないのか?

演奏会が始まる・・・クリスタベルは演奏の前にバイオリンで逃げろとメッセージを奏でる。あれで伝わるのか?全然分からないwww

クリスタベルが演奏したのは「理想郷」ではなく「黄昏」。破壊の曲はホールを崩落させ、防音室で演奏が終わるのを待っていたケンドリックたちは音が聴こえず下敷きというざまぁ展開。

黄昏を弾くようにダラリオが調整していたのだろう。しかしクリスタベルが自分の意思で演奏したなら・・・
彼女の幸せだけを願ってきた想いはちゃんと伝わっていたという事でしょう。

面白くない事はないし、話は分かりやすい。
でも回想と説明で話が進行する部分が多いからか、キャラへの感情移入が難しいところは残念な感じがします。

2話構成では長くなりそうだし難しいところですね。




ダンタリアンの書架 第9話 「第11話 黄昏の書」

第9話 「第11話 黄昏の書」

今回は作画が違いましたね。
挿絵風だったので、ダリアンたちが本の世界に入ったであろう事はすぐに分かりました。

なんだかお話が初期のジブリ作品みたいでしたけどwww

呪術師の大婆の下で修行中の呪術師見習いのアイラは町でダリアンとヒューイを見掛けます。

バジムという羽虫に襲われ、門が壊された。大婆のところへ虫退治のための毒薬・ヤカツを作るように頼みに来たジャンニ。

その材料を探しに行った森でアイラはダリアンたちと出会います。
羽虫にヤカツは効かない・・・ダリアンは羽虫に出会ってしまったら逃げるしかないと。

ダリアンたちはここにも本を探しに来たようです。印刷所が出来たという話を聞いて町へ戻る。

アイラは惚れた相手の身を案じて出来たばかりのヤカツを持って町へと急ぎますが。人の姿はなく羽虫に襲われる。

ダリアンの言ったとおりヤカツは効きませんね。ヒューイに助けられたアイラ。羽虫を倒したのは燻蒸剤。って害虫駆除かぁ。

バジムは本を狙っている。逃げた町の人たちが危ないと山へ急ぐ。アイラの思い人・ティートが持ち込んだ本に惹かれてバジムがやって来たようです。

書架から取り出した本で害虫駆除。久しぶりに長めの朗読でした。なんか口上述べてなかったか?www

すぐに会いに来ると約束して本の世界から現実へ戻ったダリアンが開いた本は大賢者アイラの物語。

町を襲った羽虫は長雨でわいてしまったシミ虫というオチでしたw

賛否両論だと思うけど、こういう演出で変化をつけてくるのも面白いと思います。


ダンタリアンの書架 第8話 「第9話 等価の書/第10話 連理の書」

第8話 「第9話 等価の書/第10話 連理の書」

「等価の書」

男装で登場のカミラ。相変わらず斜め上から攻めて来るお嬢さんだwww

カミラのお土産(付け髭じゃない方w)に反応するダリアン可愛いぉ~

既に終わってしまったオークションのカタログを見ているダリアン。美術品としての価値と市場価格の関連性についてしか興味は無いといいながら、テディべアの可愛さを熱く語ってしまう。
カミラにかかるとダリアンも普通の女の子ですw

何かを思いついたカミラはヒューイの持っていたペーパークリップを譲り受け帰ってしまう。
本命のお土産はお預けです。

カミラが手に入れたのは「等価の書」。物々交換を繰り返し、自分の欲しいものを手に入れる事ができる。物々交換なら危険性は低いのではないか・・・
物の価値は人それぞれ。欲しいものが相手にとって「命」と等価だったらどうする?

ヒューイとダリアンはカミラを追って東奔西走。
カミラはダリアンが欲しがっていたテディを交渉中。命より大切なコレクションだと言われてしまう。ダリアンの悪い予想が当たってしまうのか?

やっと追いついた屋敷でテディベアを手に入れたカミラと鉢合わせ。
カミラはダリアンにプレゼントするために等価の書を使ってここまで来たのか。すごい行動力だな。

命より大切なものと言われ、困ったカミラは何でも手に入る本と交換したという。幻書を手放してしまったカミラは物々交換に飽きたとかw
カミラの本当に欲しかったものはダリアンの笑顔かな?

で、幻書を手に入れた強欲じじいのことは放置でいいのか?
「連理の書」

カミラ訪問中に駆け込んできたのはアルマン。またコイツかwww
いきなり腕を抑え始めた時はまさか邪気眼発動かと思ったよ~まぁ大して違いはなかったけど。

いきなり腕から木が生えてダリアンとカミラに襲い掛かる。これも幻書の力。
懲りずにまた幻書に手を出したのか・・・呆れるヒューイとダリアン。彼が手に入れたのは「連理の書」。2冊でひとつである連理の書はそれを持つ運命の相手と引き合わせてくれる。

アルマンは幻書の力で運命の相手・リアンナと出会う。アルマンにとっては理想の相手。もうコイツの惚気話はスルーでいいやw

アルマンが他に女性に優しくしたり、メイドと世間話をしたことを裏切られたと感じたリアンナの幻書が力を行使し、アルマンを焼き殺そうとしているらしい。
助けてくださいと懇願するアルマンに一度死んだ方がいいと、ダリアン容赦なしです。

女の嫉妬は怖い。アルマンを追ってヒューイの元までやって来たリアンナは嫉妬の炎でアルマンを焼くつくす。

幻書をヒューイに託して去っていったリアンナ。去り際が芝居がかってて笑っちゃったじゃん。

別の幻書の力でアルマンは無事でした。婚姻の誓約はどちらかが死ぬまで続くため、アルマンには一旦死んでもらわねばならなかったのね。

もう幻書も女性もこりごりと言ったそばからカミラに目をつけるアルマンwww
アホとバカでくっ付けばいいってもう相手にする気もないですねw

やっぱりダンタリアンは短編の方が面白いと思います。
ダリアンの可愛さも堪能出来たし、自分的にはこういう話のほうが見やすくて好きですね。