輪るピングドラム(終)

輪るピングドラム 第24話 「愛してる」

第24話 「愛してる」

見終わってすべてを理解できたとは思いません。分からない部分の方が多いんじゃないかしら?
でもそれでいいのかな、と。結末の捉え方は見た人それぞれが感じたままでいいのではないでしょうか?

始まりからすべて罰だった・・・

箱に入れられた冠葉と晶馬。
2人が箱に入れられた理由は明かされませんでしたが、生き残るための果実は冠葉の方にだけあった。

冠葉に救われた晶馬が与えられたものを冠葉に返す時が来ました。
僕たちの愛も、僕たちの罰もみんな分け合うんだ。
これが、僕達の始まり、運命だったんだ。

ピングドラムは晶馬の中にありました。
それは冠葉が見つけ、晶馬に分け与えた運命の果実。

「運命の果実を一緒に食べよう」

冠葉から晶馬へ、そして陽毬へと繋がっていたんですね。

冠葉は自らの命を陽毬に与え、晶馬は呪文を唱えて炎に焼かれるリンゴの罪を引き受けて消えていく。

運命の列車は行ってしまい、残されたサネトシ。
桃果は去り、呪いという運命の輪の中に取り残されてしまったのはサネトシだけのようですね。

1話で2人の少年の会話に中に
「リンゴは愛による死を自ら選択した者へのご褒美でもあるんだよ」
「死んだら全部お終いじゃん」
「違うよ、むしろそこからが始まるって言いたいんだ。愛の話なんだよ」
と出てきました。この会話自体も抽象的ではありますが、物語はここにちゃんと集約されているような気がします。

ゆりと多蕗の会話から愛されたという記憶の持つ強さのようなものを感じました。

何者にもなれない子供たちは見つけられ、愛されたことで救われるのでしょう。
愛されずに育った子は愛する事を知らないというように、誰かに愛されたという記憶があればそれを繋げていけるというメッセージ。

運命を乗り換えてもそれは陽毬やリンゴの中に愛されたという記憶は残っていると思います。

罪もその罰も愛する事も全部繋がっている。「輪る」というタイトルが示すとおり常に繋がりを感じました。

映像や演出の奇抜さや、暗喩で構成された会話など見てすぐさま理解できるという作品ではありませんでした。
それでも毎回惹き付けられずにはいられない。もうすごいとしか言いようの無い作品でした。

監督、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
輪るピングドラムの感想はこの辺で失礼いたします。


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輪るピングドラム 第23話 「運命の至る場所」

第23話 「運命の至る場所」

16年前の事件当日のサネトシ先生の回想から。

サネトシはいきなり悟っちゃったの?
この世界が嫌いだと気付き、人は世界という箱の中にいて、その世界を壊そうとするサネトシとそれを止めようと呪文の力で運命の乗り換えをしようとする桃果の対決。

桃果の呪文はサネトシに阻止されて半分しか唱えられず、桃果はふたつに別れペンギン帽に、サネトシはシラセとソウヤに分裂したのか。

陽毬は再び病院に運び込まれ、今夜か明日の朝までが限界だと宣告されてしまいます。

包帯はしてたけど何事もなかったように冠葉復活してます。
真砂子のバトルは割愛されて屋敷で手当てを受けていますが、命を落とす。
冠葉と真砂子は双子だったんですね。どっちもクールビューティーです。血の繋がった妹の死に愕然とする冠葉。
真砂子とマリオのために自ら父の元に残った冠葉ですから、家族への愛情は深いのでしょう。


ここでサネトシが冠葉に奇跡を見せます。冠葉の前で真砂子の命を取り戻したサネトシ。
自分なら陽毬を助けることが出来る・・・サネトシの甘言に乗ってしまう冠葉。
運命の列車に乗ってはダメ!と冠葉を引きとめる真砂子の声も届かず、サネトシと共に去ってしまう。

冠葉がすっかり悪役ですね。でもラストでどう転ぶか分からない。しかしみんながハッピーエンドとは行かないような気がします。

ゆりがリンゴに日記を返したシーンの補完。日記は桃果がリンゴに託したもので、日記に書かれた呪文で桃果の代わりにリンゴが運命の乗換えをすべきだという事ですね。

陽毬に付き添う晶馬はうとうとしながら陽毬の声を聞きます。
子供の頃迷子になった陽毬。彼女を見つけてくれたのは冠葉と晶馬。自分が見つけてもらえる子供になったと嬉しくて泣いたと言う。
今の冠葉はそのときの迷子の自分と同じ。だから晶ちゃんが冠ちゃんを見つけてあげてと・・・
陽毬の遺言のように聞こえるよ。

陽毬を迎えに来たと病室の窓から侵入する冠葉。1号が特攻して来た!
邪魔をするなと晶馬に銃を向ける冠葉。かと思ったら晶馬を抱きしめ、今までずっとこうしたかったと・・・。
薄い本!とワクっとしたら背中から撃ったぁぁぁぁぁ!ナニ、この緩急の使い分け!さすがタラシ冠葉。

真砂子元から日記を持ち出した冠葉は陽毬を呼び出す。
日記の力を合わせて陽毬を助けようといいますが、ブラックテディがカチカチ言ってて怖いです。

振り向けばサネトシがいるし、リンゴちゃん、マジピンチ。テディ爆弾の爆発に巻き込まれた!
燃えていく日記を必死に守ろうとします。抱きしめてもダメなような気もしますが、それだけ陽毬を救いたいという想いが強いんでしょうね。
それと同時に晶馬を救いたいという感じも伝わってきます。

リンゴちゃんの頑張りも虚しく日記は消失。もう半分も冠葉の手により灰になってしまった。
これでサネトシの邪魔をするアイテムは無くなったということか?

病室で意識を取り戻した晶馬。殺してはいなかったんだ。ここで死んじゃったら誰も冠葉を止められないですからね。

冠葉に話しかけてきたのはペンギン帽!16年前にふたつに別れてしまった桃果の意識なんでしょうね。
プリンセス・オブ・クリスタルの性格って桃果の性格なの?

晶馬に運命の列車に乗れというペンギン桃果。
サネトシを止められるのは冠葉と晶馬?運命の列車にピングドラムはあるのか。
対立している2人がどうやってひとつの答えにたどり着くのか想像できません。

運命の列車に乗り込み、冠葉との決着に望む晶馬。主人公らしく最後は決めてくれそうですね。

10年前。箱の中に閉じ込められた晶馬。そして向かいの箱には冠葉。
ここで2人は初めて出会ったようです。何故箱に閉じ込められていたのか、本当は高倉も夏芽も関係ない子供だったのか?

様々な伏線が張り巡らされ、徐々に回収しつつ次回とうとう最終回。
ラストの落としどころが全く想像つきません。フラグ立てと回収のバランスが絶妙ですね。
そしてラストまで全く目が離せない。最終回が今から待ち遠しいです。


輪るピングドラム 第22話 「美しい棺」

第22話 「美しい棺」

冠葉アニキの死亡フラグが依然として消える気配が無い・・・
しかし今回撃たれたことで逆に生存の可能性も出てきたのか?

高倉家の前で何やら相談する怪しい2人組を見つけたリンゴちゃん。
陽毬を訪ねて来たダブルHの2人でした。

陽毬の編んだマフラーはちゃんと光莉とヒバリに届き、そのお礼に新曲を持ってきたようです。
しかし陽毬はもう高倉家を出た後でしたね。学校を去る陽毬を冷ややかな目で見ていた2人ですが、なんだかとってもいい子たちです。
このままいい子のまんまで陽毬と再会出来たらいいんですけどね。

陽毬がおじさんの家に行っていないと警察に情報を聞きに行った晶馬ですが、収穫なし。
もっと陽毬の気持ちを考えてやれば良かったと後悔する。晶馬っていつも気付くのが少し遅い。冠葉のところにいるのでは無いかと考えるリンゴちゃん。
今更感はありますが、晶馬はどうして気付かないって感じですね。

着々とKIGAの計画を進めていく冠葉。
もう怖がらなくていいと教えてくれたのは冠ちゃんだった・・・
自分のために命まで掛けてくれた事を見て見ぬ振りをしていた。陽毬は冠葉が自分のために危ないことをしていると気付いていたようですね。

陽毬が自分はもう死んでもいいから危ないことはしないでと訴えても行動を止める気は無いようです。
黒いテディでまた爆破テロでも仕掛けるつもりなのでしょうか?
3ちゃんがエロ本を見せても文学小説を読み漁り相手にしない1号。ペンギン’sはそれぞれ3人の分身みたいな存在ですから、今回の冠葉は本気なんでしょうね。

冠葉はサネトシからもう陽毬に薬は効かないと宣言されてしまう。起こった冠葉がサネトシの首を絞めるがその手の中からサネトシが消えた!?
まだ妹を救う方法はある。サネトシの後ろには高倉両親の姿まである。自分たちの呪いに素直に従えば陽毬を救えるというのか?

冠葉を追って開いた扉の向こうは水族館でした。
あの時死んでいれば良かった・・・神様に自分が冠葉から奪ったものを返してあげて欲しいと願う陽毬。
神への願いが聞き届けられたのか、一筋の光が陽毬を貫き倒れてしまう。
陽毬の命が消えそうになると、3ちゃんの存在も透明になっていく。倒れた陽毬を見つけて救ってくれる人物は誰なのでしょうか?

残ったデータを消すために自ら「森」へと足を運ぶ冠葉にサネトシの正体が呪いだと訴える真砂子。
冠葉たちは警察に見張られており、もう逃げ場は無いようです。覆面車両を次々と爆破していく冠葉。殺し過ぎです・・・

荻窪の味・リナちゃんで襲われた多蕗とゆり。
刺されたのはゆりを庇って刺された多蕗。犯人はゆりのかつての恋人である結城翼でした。てっきりKIGAの会かと思ったらドロドロ愛憎劇だった。
多蕗には分かったことがある・・・こどもブロイラーに送られ、失われた子供たちだった自分たちは世界中のほとんどの子供たちと同じだった。

だからたった一度でも良かった。
誰かの愛しているという言葉が、僕たちには必要だったんだ・・・

その言葉をくれたのが桃果だったんですね。だから子供が親の愛情を求めるように桃果に固執してしまった。
復讐は既に終わり、何者にもなれなかった多蕗とゆりにとって、互いが互いの何者かになれた(なれる)と感じたのかもしれません。 そうなったらいいなという自分の希望ですけど。
日記の半分をリンゴに返したと言う事はもう桃果に固執する事はなくなったと考えていいんでしょうね。
そしてこれ以上2人はキナ臭い世界に関わることは無いのでしょう。

データを破壊した冠葉は使われていない地下通路を利用して逃走を図るが、そこも待ち伏せされていました。
またピンポン弾で爆破し
陽毬は冠葉の妹ではなく、赤に他人。それでも陽毬を大切な妹といい、自ら危険を冒す冠葉を放っておけない真砂子。

真砂子が一度でいいから妹と呼んで欲しいと冠葉に告げる場面は泣けますね。
登場当時は過去の女か?みたいな感じでしたが、KIGAの会から真砂子とマリオを救い、光の下へ返した冠葉を取り戻したいという想いは本物でした。

完全に包囲されてしまった冠葉。
銃を乱射され、真砂子を守った冠葉。真砂子を家族と思う気持ちは切れていなかったようですね。

倒れた冠葉を囲むKIGAの会のメンバーですが、真砂子が投降を勧めても殺されると拒否されてしまう。

冠葉を守るために自ら囮となる真砂子。
「いやだわ、早くすり潰さないと」

ホワイトバックで立つ真砂子がかっこいいんだがどうしよう。
真砂子も陽毬も命がけで冠葉を救おうとしている。冠葉に伝わるといいんだけど。

箱に入れられている晶馬?なんだか晶馬も高倉家の実子じゃないような雰囲気まで出てきました。
残り2話でどうまとめてくるのでしょうか?目が離せませんね。


輪るピングドラム 第21話 「僕たちが選ぶ運命のドア」

第21話 「僕たちが選ぶ運命のドア」

さまざまな真相が明かされていきますが、どう転んでも辛い結果になりそうな展開ですね。

リンゴちゃんに接触してきたのは三流雑誌の記者。
テロ事件の関係者に話を聞いている、と取材の申し込み。高倉家で血の繋がらない子供たちが兄妹の振りをして暮らしていると告げます。

晶馬から話を聞いてその事実を知っていたリンゴですが、さすがにズカズカと他人の事情に入ってくることに我慢がならなかったのか、電車の中で声を荒げる。
被害者家族を煽って加害者家族を追い詰め、面白おかしく書き立てそうな雰囲気です。
全く関係ない第三者が語ることによって、狭い人間関係の中の出来事が社会に大きく影響していることは感じます。

記者に声を掛けられた事を陽毬に話すリンゴちゃん。嘘はつきたくないと3人が兄妹でないことも聞いていたと。
リンゴちゃんが高倉家に真摯に向き合っていることが分かりますね。

この家は「ミカちゃんハウス」なんだと唐突に話し出す陽毬。
両親が居なくなり、冠葉や晶馬まで居なくなってしまうかもしれないと泣いていた陽毬のために冠葉と晶馬がカラーリングしてくれたんですね。
内装の騒がしさもすべて陽毬が寂しくないようにと考えたものだったんだな~

ベッドもミカちゃんハウス風に改装。その時に陽毬の持ってきたクマのぬいぐるみを踏んで破いてしまった。繕ってくれたのも冠葉と晶馬。
クマのおなか(の繕い)は家族の印だと笑う陽毬がなんとも切ない。

多蕗が言っていた治療費の出所が気になる陽毬。記者から莫大な金額は学生に用意できるものではないと聞かされたようです。
夜中に家を空ける冠葉が気になり後をつけていくと、着いたのはいつもラーメン屋。

「この世界は我欲に満ちた者たちが作ったルールに支配されている」
陽毬には何の罪も無いのに世の中は不公平だと呟く冠葉。3人は自分たちの大切な子供であり、未来だと。
冠葉を息子に迎えた事を誇りだという高倉剣山。未来って世界を変えるという自分たちの目的を子供たちに託すって事かい?

黒ずくめの男と店を出た冠葉をやり過ごして店に入った陽毬ですが、中は廃屋状態。
え?冠葉が見ていたのは幻ですか?そこで陽毬が何かを見つけてしまい・・・って嫌な予感しかしないんだが。

サネトシ先生がホストでいきなりラジオが始まったよwゲストは陽毬の元主治医の鷲塚医師。
幽霊を信じるか?といきなり質問。知り合いの子が幽霊に会って話までしているってそれ冠葉のこと?

非科学的なことは信じないと言った鷲塚先生。目の前に自称・幽霊がいますけど・・・
サネトシ先生は鷲塚先生の助手をしていたんですね。しかし犯罪組織のリーダーとなり大きな事件を起こして亡くなったと?

桃果に止められたと言う事はテロ事件の犯人ということです。そして当時のピングフォーズメンバーの子供たちに自分の意思を引き継がせようとしているということか。

桃果の日記によって止められたなら、日記を消したいと望むのも分かる。自分で消せないのはもうこの世に存在していないから?
でも普通に物に触ってるし・・・日記の力で触れないのかな。う~んここまで来てもサネトシ先生は謎w

記者暗躍中。晶馬は冠葉の持って来る大金の出所を聞いてしまったようです。
いくら陽毬のためであっても犯罪組織の残党から金を受け取ることを受け入れられない晶馬。
力づくで冠葉を止めようとするが、その声は冠葉には届きません。
2人の考え方は平行線。ただ止めようとするだけで代替案が出せない晶馬の方がやはり弱いか。
同じ日に生まれただけで最初から別だったと去ってしまった冠葉は組織に指示を出して記者を葬ってしまう。

陽毬のためという一念だけで動いている冠葉。非常に危うい状態ですね。
単身真砂子に会いに行った陽毬は冠葉と真砂子が実の兄妹で、2人で冠葉を止めなければと提案されますが・・・

多蕗に出番があったよ~
剣山の居場所を突き止めた多蕗ですが、そこにあったのは剣山の白骨死体!? どういった経緯で亡くなったんでしょう?
復讐は既に終わっていた・・・自分たちに家に帰ろうと声を掛けるゆり。ゆりさんは多蕗と家族になりたいという気持ちを持ち続けていたんですね。
二人を襲う企鵝の会のメンバー。流れた血は誰のものなんでしょう?いいところで真相は次回かぁ。

家族ごっこはもうお終い。サネトシ先生から薬も利かなくなり、陽毬の寿命がもう長くないと聞かされていた晶馬は、陽毬におじさんと暮らすように言います。

罪は自分ひとりにあると思い詰めている晶馬。テロの実行犯が実の両親だったとして、晶馬がここまで思い詰める意味がよく分からない。
知らなかった、止められなかった事を罪とするなら晶馬は幼すぎると思うんですよね。両親が会に入ったきっかけが晶馬にあったりするのでしょうか?

出会ったときに借りたままだったマフラーを返す陽毬。2人の絆だったマフラーを返すことで陽毬が何かを覚悟しているように感じます。

高倉家を去った陽毬が向かったのは冠葉のいる企鵝の会のアジト。その覚悟は冠葉を止めることになるのかな?

Cパートで冠葉が高倉家の息子に迎えられた経緯が語られます。ピングフォースのメンバーだった冠葉の父がなくなり高倉家に引き取られたようです。
冠葉を選ぶんじゃなかった。家族に失敗したという冠葉父。
冠葉ではなく真砂子かマリオを選べば良かったと言う事か?それとも冠葉は夏芽家の子ではなくどこかから引き取られた子供ってこと?

父が亡くなり涙を流す冠葉を救ってくれたのが陽毬。その時にどんなことがあっても陽毬を守ると誓ったようです

冠葉と晶馬はやはり対決することになるのでしょうか?
命を掛けても冠葉を止めようとする陽毬がどういう行動に出るのか目が離せませんね。
多蕗とゆりがどうなったのかも気になるし~

ラストに向けてどう展開していくのか非常に楽しみです。



輪るピングドラム 第20話 「選んでくれてありがとう」

第20話 「選んでくれてありがとう」

冒頭から高倉父によるカルトな演説。
この世界は間違っている!どう間違っているのかここで多くは語られません。カルト感が強くて言ってる事が良くわからない。
間違っているという部分をもっと前面に持って来ないと、テロ行為がただの破壊活動に見えてしまいます。

晶馬と陽毬の出会いを軸に過去が語られる。

冠葉、晶馬、真砂子、マリオ。
皆、親がピングフォース関係者。既にここで出会っていた。
真砂子が冠葉を『お兄様』と呼んでいましたが、やはり冠葉は夏芽家の子供なのでしょうか?
真砂子の冠葉への執着が家族を取り戻すためだと考えても不自然ではありません。数々の残念プレゼントにミスリードされちゃった感じはありますけど・・・

ピングフォースの集会を抜け出した晶馬は陽毬と出会います。
ロリ陽毬のレイプ目は勘弁してください・・・それだけで切なくなるわ。

動物禁止のマンションでこっそり捨て猫の面倒を見る晶馬と陽毬。
ベタなエピソードですが、2人の絆が繋がっていく様子がよく伝わります。
後ろの『動物禁止』の張り紙に情けも容赦もありません。

猫にサンちゃんと名付けた陽毬。ペンギン3号が『3ちゃん』と呼ばれていることと上手く繋がっていますね。

しかし猫のことが管理人にバレてしまい回収されてしまう。いきなりゴミ収集車はきつ過ぎます。せめて保健所でしょ。
あの子は選ばれなかった。選ばれないことは死ぬことだという陽毬はこどもブロイラーへ行きますと手紙を残して姿を消してしまう。

今回間違っている世界のひとつとしてこどもブロイラーが出てきました。
てっきりこどもブロイラーはピングフォース側の施設かと思っていたら、敵対する(敵視している組織)だったんですね
高倉父も手を出せないと言っている事から相当大きな(もしくはバックがでかい)組織のようです。


陽毬を助けに子供ブロイラーへ向かって走る晶馬。場所は分かるのか?とか、父親も手出し出来ない施設に簡単に侵入できてますけど?とかはこの際スルー。
壁に穴があいていたことから桃果潜入の後か?

陽毬を家族として選んだ晶馬。
真砂子が使っていた記憶を消す弾で陽毬の記憶は消されていたんじゃないかと。
では晶馬の記憶はどうなのかと。出会いから陽毬を助けたところまでは、晶馬の記憶として語られたような描写ですし、記憶の改ざんがあったのか無かったのか分かりませんね。
記憶を持ったまま家族として過ごしてきたなら、晶馬の精神力ハンパ無いです。

記憶を取り戻して陽毬の晶馬への気持ちが恋に変わっていくのでしょうか?
何もせずに凍りつくより、100回キスをした方が楽しいだろうと陽毬を煽るような事を言うサネトシ先生。

陽毬は自分の気持ちに蓋をして家族ごっこを続けていくつもりのようですが、気持ちというのは止められませんからこの先どう転がっていくのか予想が付きません。
心のままに・・・サネトシ先生は陽毬をどうしたいんでしょうね。

陽毬を巡って冠葉と晶馬が対決するという構図も考えられますが、冠葉のバックには両親と組織がいます。
晶馬一人で対抗するのは弱いかなと。冠葉を取り戻したい真砂子の協力を得ることが出来れば話は変わってきそうです。

ピングドラムを手に入れろというプリンセスの言葉を忘れそうになってしまうほど話が違う方向に進み始めた感じがします。

高倉家の実子は晶馬だけみたい。晶馬が両親の存在を否定し、罰を受けるのは自分だけでいいと言う理由はそこからきているようです。
では何故冠葉まで高倉家の子供として育ってきたのか?幹部候補?
冠葉視点での過去回想もやってもらえると嬉しいです。