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鋼の錬金術師(終)

鋼の錬金術師FA 最終回『旅路の涯』

最終回 『旅路の涯』

5クール全64話お疲れ様でした。
いやぁ終わってしまいました・・・

最終回はまるまる1話後日談。
ええ、1年以上もやってたんですから1話でも足りませんよ。
登場人物が多くて主人公まで駆け足だったよ(笑

戦いから2ヶ月が経っていました。
ロイは大総統になる前にまずはイシュバールの復興に取り掛かかろうと動き出す。
信頼を得るために猛勉強中?二期作と二毛作の話など、荒川先生らしいこだわりと細かさです。

視力を失っても焔は消えてません。
そこに救世主登場。ノックス先生に連れられて賢者の石を持ったマルコーが現れる。

マルコーはかつてイシュバール人の命を使って精製した賢者の石を使って大佐の視力を取戻す事に、イシュバールとアメストリスの未来を託したいという思いを語る。

石を使う事を了承する大佐。
でもまずはハボック・・・なんだよね~本当に部下を切り捨てられない。EDでちゃんと立ってたよん。
大佐大好きです。

エドとアルはリゼンブールに帰郷。
ウィンリィーとの感動的な再会は意外とさらっと流されました。自分的にはくどくなくてこの位が丁度いいです。

さらに2年経って、エドもアルも立派な青年になっちゃって(エドの背が伸びてる!)
ホント近所のおばちゃんみたいな目で見ちゃいました。

ブラッドレイ夫人はセリムを育てる事を決めたんですね。
人間とかホムンクルスとか関係なく、愛情を持って育てればそこに隔たりは無くなるんでしょうか?
今のところは上手くいっているようですね。母の愛は強いな~

セリムの監視も必要だし、ここは信頼のおける人間という事で現大総統はグラマン。まぁ妥当な線かと。

エドは錬金術が使えなくなってますが、探究心まで捨てたわけではなく、更なる知識を求めて旅立つ。
等価交換プロポーズ(笑)もうなんだよ、気恥ずかしいよ~

『全部あげるわよ』

ウィンリィーも当然のように返したわ。上手くいって良かったと言う事で。

アルは錬丹術の研究のためにシン国へ。
ジェルゾとザンパノもついて来るのね。野生の勘で(笑

家族や仲間の幸せそうな写真が増えていて安心。
ピナコばっちゃんはもう亡くなったのかな?同じ写真にはいませんでしたね。

エドとウィンリィは一男一女を儲けましたと。

時代は新しい世代に引き継がれたという事・・・ですね。

え?ヨキとゴリさん&ハインケルはサーカスですか?ヨキのピエロが似合うというか・・・毎日いじられてんだろうなと。
頑張れヨキ!!(ヨキスキーは全力でいじr応援します!)

これだけ登場人物が多い上に、フラグもたくさんあったのに、誰を見ても不幸になっていない。それぞれの道を見つけて前に進んでいく展開に落ち着かせるって素晴らしいです。

2クールに入ってからの巻き返しはすごかった。ここまでダレない、飽きさせない作品というのも珍しい。
マジで見続けてよかった。


劇場版製作決定だとっ!!!

ここまで落ち着いてしまった後にどの辺の話を持ってくるんだろうか?
楽しみでちょっと不安です。

今は原作最終巻の発売を楽しみに待ってます。
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鋼の錬金術師FA 第63話『扉の向こう側』

第63話『扉の向こう側』

涙が止まらんのだが・・・

エドにグーパンフルボッコにされたホムンクルス。
気持いいくらいパンチ入ってましたね~

賢者の石を求めるホムンクルスはグリードに襲い掛かる。(もうコイツしつこい!!)
ホムンクルスに引っ張られるグリードを必死で繋ぎとめようとするリン。
コイツらの間にもしっかり絆が出来てます。(シン国の皇子が“こなくそ”って・・・)

グリードの最初で最後の嘘は仲間を守るためについた嘘。
なんだよ!かっこつけんなよ!!泣くじゃん・・・

リンの腕を振り切ってホムンクルスの中に入ったグリードはその体を炭化させ崩壊を狙う。
しかし体から引っ張り出されたグリードは消滅。

『もう、何にもいらねえや』強欲のグリードは最期に本当に手に入れたかったものを手にして逝った。
これはこれで幸せに生きたってことだよね。

エドにどてっ腹に穴を開けられホムンクルスは全ての魂を放出。
クセルクセスの人々も完全に解放される。
なんでもそうだけど、無理矢理押し込めたものってどこかで綻びてしまうものなんですよね。

真理くんのところへ連れて行かれるホムンクルスがグロかったよ~

7つの欲を切り離したところで人間より優位になれるわけではない。
善も悪も併せ持っているからこそ人間は強いってことか?
悪を知らねば善の何たるかを知らず、善を知らねば悪の何たるかを知らず・・・みたいな。

結局、フラスコの中にいたときから全然変ってなかった。自分が“完全な存在”になることに執着し、人を見下し、共存や共感ということも考えないまま思い上がった結果、彼にもまた正しい絶望が与えられる。

こうなるとちょっとかわいそうな気もしますが、それが真理と言われちゃあしょうがない。
何も学ばなかったことの象徴のようにホムンクルスの扉には何も描かれていませんでした。

さて、ここからはアルを取戻す方法を考えねば。

父親だから、幸せになって欲しいからと自分を使えばいいというホーエンハイム。
誰かの犠牲の上に成り立つ幸せなど望まないエド。 それが自分の父親なら尚更です。

最初こそ恨んでたかも知れないけど、一緒に戦って親父の背中を嫌って程見せ付けられたじゃん(いい意味で)
ぐちゃぐちゃに泣くエドが息子の顔だった。これだけでホーエンハイムに悔いは無いのかもしれない。

エドが出した決断。
前回は自分自身を犠牲にしたが、今回は人体練成陣の中に立ったエドの目に諦めの色が無かったb

エドが対価として真理くんに差し出したのは自分の真理の扉。
この中にはエドの錬金術師としての力が入っている。それを差し出すことは今後、錬金術は使えなくなるということ・・・?

それでも人を犠牲にすることなく、アルを取戻す方法として最善だった。

錬金術があったからこそ戦って来れたが、それに振り回されたのも事実。
エドは錬金術への未練を微塵も見せず、弟のために扉を差し出す。

アル様助かったよ~まずはメイに良かったねと言いたい!少女を泣かすなよ~

戦いが終わり、ホーエンハイムはトリシャの墓の前へ。
やはりホーエンハイムの体も限界を迎えていた・・・

自分がいかに幸せだったかを語り、やっぱり死にたくないと思う自分はしょうがないなとつぶやく。
長かったホーエンハイムの旅はトリシャの前で終焉。やっと愛する人のところにいけるんだ!だって『待ってる』って言ってたし~~~;_;

『バカタレが、なんて幸せそうな顔して死んでんだい』ピナコの台詞とホーエンハイムの表情。
ここでレイン!なんだこの泣かせる演出は!!さらにホーエンハイムメモリアルで畳み掛けてきたか・・・

次回はとうとう最終回。
後日談的な内容になるのでしょうか?

次回 最終回『旅路の涯』

鋼の錬金術師FA 第62話『凄絶なる反撃』 

第62話『凄絶なる反撃』 

ブリッグズ兵を使って賢者の石を精製しようとしたホムンクルス。
しかしホーエンハイムの一撃によってそれは回避されるが・・・・・・

人からは賢者の石が、賢者の石からはホムンクルスが生まれる。ではホムンクルスからは何が生まれるのか?
ホーエンハイムの問いにお父さまは人間を作り出す。

え?人体練成??かと思ったけどちょっと違います。自分の中に取り込んだ魂を実体化させたって感じ。
人型ではあるけど、生身の人間という感じではない。

それでもかつて同じ街で過ごしてきた人たちの姿に動揺するホーエンハイム。
これは致し方ないかと。お父さまはとことん神経逆なでしてきますねー

怯んだところを実体化させた魂もろとも攻撃。ホントに人間を道具としか見てない。
吹き飛ばされたエドたち。爆撃ってレベルのエネルギーじゃないよ。

地下から上がってきたアームストロングたちと合流したグリードは戦えない奴はここで降りろという。
それでも指揮官として戦いに向かおうとするオリヴィエ。

言い方はキツイけど、こういうところにグリードの仲間思いな優しさが見え隠れしてホッとする。
心底悪いやつじゃないんだよね。

作戦本部の仲間を信じ、弟に後を託したオリヴィエの引き際の潔さは恰好良すぎますよ。ますます惚れるじゃないのw

メイの盾となったアルの体は崩れて戦える状態ではない。エドとイズミを庇ったホーエンハイムも然り。
賢者の石にされそうになるエドとイズミを救ったのはブリッグズ兵!!
ヤダこういう展開大好きなんですけど。

人体練成をことごとく邪魔されるお父さま。
いいツッコミだなぁってくらい、頭にスコーンと入ってます(良い子はマネしてはいけません。しにます)

ブリッグズ兵も加わって総攻撃。

大佐キターーーっ!ヤバイ恰好良すぎる!!
やっぱり鷹の目姉さんのナビで戦うんですね(こんな所に捻りはイラン。ストレートに協力して倒せばよいのだ)
大佐の手合わせ練成が新鮮だわ。

怒涛の攻撃。ちょっと製作気合入れすぎwwwスピード感、連携の良さ、構図の持っていき方がすごく好み。

グリードは高みの見物。
お父さまの神の力を手に入れれば自分が世界を手に入れられるとかほざいてますが、それが本心でない事などリンには百も承知。 ホントにグリードは天邪鬼なツンデレさん。
グリードが流れを変えて錬金術師の攻撃はラッシュへ。

ホムンクルスも賢者の石を消費し、神を押さえ込む力が弱ったところでぶち切れました。
その爆風でエドのオートメイル大破。さらに半ば暴走状態の力の放出で吹き飛ばされる。

それでも賢者の石を求めるホムンクルスは腕に鉄筋が刺さって身動きが取れないエドにターゲットを絞る。
また絶体絶命? ちょっと!アル何するつもりだよ~~~

アルは名の助けを借り、自分の魂を対価にエドの腕を取戻す。現実世界とのつながりを絶ったってことだよね。
腕を取戻したことで反撃開始。

ホムンクルスに反撃させないように錬金術師、キメラやブリッグズ兵たちの総攻撃もすごかったけど、エドの反撃が凄まじかったです。

まさに“凄絶”

自分のためにアルが消えたことが引金になりましたね。
いやぁエドに向かっていくお父さまが気持悪い事!

戦うエド。それを応援する仲間たち。
グリードが欲しかったのは世界なんかじゃなかったのよ。
仲間が欲しかった・・・そんなのみんな気付いてたよ~このさびしんぼうめっ!
グリードってもうちゃんとエドたちの仲間だと思うよ。

入れ物を失ったアルの魂は肉体に戻る。でもまだ扉の前。
それでもアルから希望の光は消えていない。信頼で繋がっている関係は強いな。

ホムンクルスに痛烈な一撃を加えたエド。
『立てよ、ド三流!俺たちとお前の格の違いってやつをを見せてやる!』
ここでド三流キタよ!!

これだけ攻撃加えて、吹き飛ばされ、殴り飛ばされてんのに立ち上がるアンタたちは何だと言いたい。
体力パネーとかってレベルじゃねぇ。創作だってわかってるけど心底応援したいぞ。

次回 第63話『扉の向こう側』

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鋼の錬金術師FA 第61話『神を呑みこみし者』

第61話『神を呑みこみし者』

原作が最終回を迎えた事もあるのか、今日は初っ端から気合の入った構成でした。

神をも取り込んだホムンクルス。
若かりし頃のホーエンハイム、もしくは大人エドみたいな顔で神気取りです(その顔で辞めて!!)

しかしそれもホーエンハイムが彼奴の計画を阻止するべく、仕込んでいた仕掛けによって人々の魂は開放される。

ちょっと呆気なかったという印象もあるけど、ここはホーエンハイムの方が一枚上手だったということですね。あんまり肉体から魂が切り離されている時間が長いのもイカンだろうしね。

今回は見所が多くて大変w
そのひとつはキング・ブラッドレイの最期かと・・・

賢者の石を使った実験で生み出されたラースは他のホムンクルスたちとは一線を隔した存在だったように思います。
ランファンに妻への最後の言葉を問われ、無いと潔く言い切る辺り・・・
お父さまが敷いたレールの上で唯一自分が選んだ妻への信頼と愛情を感じました。
本人は否定してもやっぱり夫人との生活は満ち足りてたんだろうな~と。
だから負けても満足した顔で逝けたんじゃないだろうか。
(あとは開放されるという安堵感か?)

満身創痍のスカーの練成によってアメストリスの地脈は正常化し、別の力に阻害される事なく錬金術を使えるようになったってことですよね。

それにしてもスカー兄が最強の錬金術研究者でした!
アメストリス錬金術の不完全さに気付き、錬丹術を使ってそれを正常化するってどんだけすごい人だったんだよ!

さすがに国家錬金術師レベル&それ以上の力を持つホーエンハイム相手では防戦一方で体内の賢者の石を消費する一方のホムンクルスはその場を逃走。
自分だけ逃げるんかいっ!

プライドの影に拘束されたエドはアルたちを先に行かせる。(それにしてもエドいい上腕二頭筋してんな)
ここも結構泣かせどころ。お父さまの目的のために長く仕えてきたのに結局置き去りだもんねー。
そこを指摘されて動揺するプライドはエドの体を乗っ取ろうとする。

この辺は痛いところを突かれて八つ当たりしているようにしか見えない。

エド危機一髪の助っ人がキンブリーとな???
エドに(人間に)味方したという考え方も出来るけど、キンブリー自身彼の中の“美学”に従って動いたんでしょうね。
エドの生き様に一目置いていたような発言もあったし・・・キンブリー謎の御仁だ

ここでプライドに取って代わろう(リンとグリードが出来るんだからいけるんじゃないか?)と考えないあたり・・・プライドの中から去っていく後姿がかっこいいじゃねーか、こんちくしょう!!

乗っ取ろうとしたエドがプライドの中に入って来た!!
自らを賢者の石にしてって、もうついて行けません・・・orz(ここは考えず感じよう)

プライド最期のときに浮かんだのは偽者だと揶揄していた家族の姿・・・
プライドの本体が人間の赤ちゃんの姿なのが泣けました。
大総統とセリムを失った夫人の希望になるんでしょうか?


結局人間もホムンクルスも求めているのは愛情なんじゃないかと感じる姿でした。

ホムンクルスを追ったアル、メイ、イズミ。視力を失った大佐は退避。
自分の事は置いてホークアイを気遣う大佐。こういう人なんだよ。
しかし彼から戦う意思は消えていなかった!

ラストまでにはもう一度大佐の焔が見たい!!

一人逃げたホムンクルスは地上に出て賢者の石を補完し始める・・・


次回 第62話『凄絶なる反撃』 
残り3話。ここからは総力戦ですね。ホムンクルスも形振り構ってられない状態ですからどうしかけてくるか怖い怖い。

エンドカードにカウントダウン入りました。
ああ、本当に終わってしまうんだぁ~

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鋼の錬金術師FA 第60話『天の瞳、地の扉』

第60話『天の瞳、地の扉』

とうとうお父さまの計画が発動してしまいました。
壮大過ぎてついて行けなかったんだが・・・(汗
 
ラジオ局に立てこもっていたマリア・ロスの元に交渉にやってきたのは色ボケ軍曹!!
もうご主人様に再会したわんこにしか見えねー(笑)
 
大総統夫人はいまだ何も知らされず・・・この人も気の毒なんだけど、事実を受け止めるだけの器があるんだろうか?
知った途端に昇天しそう。大総統殉死、セリムは行方不明とかで落ち着かせるんだろうか?(国民にはそれでいいと思うけどね)

ホムンクルスは自分が貰いますってメイ~~~?しかもエルリック兄弟にはプライドの相手をお願いって・・・どんな覚悟なんですかっ!!
確かに錬金術より錬丹術の方がホムンクルスに対抗できそうだけど、それはちょっと無謀じゃないかね。
 
・・・無謀でした・・・