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夏雪ランデブー(終)

夏雪ランデブー 第11話

夏雪ランデブー 第11話

私が好きになった葉月くんはどこにいるの?

自分の心変わりを篤に告げてしまった六花。 篤はいなくなったのに自分は今も生きて他の人を好きになった・・・

葉月は暢気に両想いだと喜んでいる場合じゃないと思うが。

六花ちゃんが行かないでと願ったから・・・
後悔しても生きている人間の時は流れ続ける。自分の言葉が篤をこの世につなぎ止めてしまった。
それってちょっと卑怯と思ってしまう。自分が成仏できない理由を六花のせいみたになっちゃう。

いつもでもここに居てはいけない。それは篤にも十分に分かっているのに、まだ引っ張るのね。

まずは葉月君に身体を返却。
そして篤を留めたことを後悔する六花はお揃いの骨になると剪定ばさみを篤に手渡す。
何故そういう思考になるんだ?死んだ人間と心中ですか?

全力で止めようとした葉月だったが篤に拒まれ、またメルヘン世界へ。

とんでもないことに加担したんじゃないか。
六花だけでなく、篤まで気遣うお人好し。 そこが実に葉月らしい。

篤が六花に手を下すことは無く、首に噛み跡を残して葉月の体から出て行く。
傷が消えるまで覚えていて・・・相当がっつり噛んでますよ。

自分の体に戻った葉月は自分が篤に身体を貸したことで2人に辛い思いをさせたと謝る。
葉月だって同じ。と言いたいところだけど、わりと長い間蚊帳の外でしたねw

「あの人の他に好きになったのが・・・葉月君、あなたでよかった」

いきなり再婚の予定を聞く葉月、早えーよwww
葉月が積極的でドキドキしちゃうぞ!

篤の骨を一緒に食べてもいいとまで言い出す葉月。これから先の店長の時間は全部貰う。
体を貸していた間の精神の共有もあり、六花の中にある篤への想いも、篤のそれも全部ひっくるめて受け止めるってことか。
死ぬまで生きていく奇跡・・・当たり前のことだけど、深いなぁ。

そして時は流れて・・・・・・43年後っ?!
やけに飛びましたね。六花が亡くなり、後を追うようにこの世を去った葉月。

葉月と六花の娘・ユキさんは目付きが葉月似ですね。w
一緒に話しているのはミホさんか。2人が結婚しても交流は続いてたんだ。

この家には開かずの間がある・・・なんかフワフワしてますけどっ?!
結婚しても篤の部屋を大切にしていたんですね。

六花さん似のお孫ちゃん可愛いw彼には篤が見えるのか。
ポルターガイストも健在のようで、篤が自ら扉を開くとそこは一面花畑。え?これって絵本の世界?

お遊びはこれくらいにして、孫ちゃんにお願いがあるという篤。
ひとつはこの部屋の中のものを全部処分して欲しい。
しょぶん?ちくしょう孫かわいいなぁwww

ふたつ目は「おじいちゃんと呼んで」と・・・おじいちゃんはもういないと断られた!
しかしなんとも意味深ですわ。まさか海でお泊りの・・・ってことはないかw

篤は結局成仏していなかったということでしょうか?
六花と葉月の人生を見守っていたのかな?2人が召されたことで、篤も本格的にこの世を去るみたいですね。

葉月と篤の入れ替わりが最終回まで続くとは思いませんでした。
前半が年下の葉月に言い寄られ、戸惑いながらも惹かれていく六花。
篤もまだまだやる事が可愛かったのになw

葉月と六花がその後、幸せな人生を歩んでハッピーエンドなのはいいけど、流し過ぎ。
写真と軽い語りだけじゃなくて、もう少し後日談を見たかった。

中だるみした感は否めませんが、それでも十分惹き付けられた作品でした。

夏雪ランデブーの感想はこの辺で。
ありがとうございました。



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夏雪ランデブー 第10話

夏雪ランデブー 第10話

甘い、お人好し。
幽霊に体を貸したまま長く異世界にい過ぎた影響が出始める。
メルヘン世界で開かれる自分の葬式を見て、やっと自分お立場の危うさに気付いた葉月。

よく考えもせず幽霊に体を貸した、これが末路・・・
六花の顔をした篤。さすがに殴れないと篤の姿に戻させる。
しかしこの世界の作者である篤には敵わない。サスペンス劇場よろしく、崖から突き落とされた葉月。

現実世界に戻った葉月ですが、まだ夢の中にいると勘違い。
人知れず親より先に死ぬなどありえない。この先の自分を思い描き、自分を強く保とうとしていますが、見つけたスケッチブックが掴めない。これは嫌な予感。

想い過ぎて店長まで登場?相変わらず可愛いとデレまくり。そんな場合じゃありません。
隣りには元旦那まで!?短髪、メガネの自分の姿を見てナニソレ状態ですが、気にするところが違います。
まぁビックリはするよね。

葉月の中身が篤だと確信して甘えまくる店長。そんな2人を見て店長と俺がいい雰囲気とかwだからズレてるって!

葉月IN篤にはやっぱり葉月が見えるようで・・・
二人になって久しぶりにガチンコ対話。

約束を守れ。当然そう言い出す葉月。
体があったときは相手が何も出来ないと強気だった。今だって気持ちは負けてない。
でも実態が無い以上、それ以上のことは出来ない。はがゆいですね。

六花が篤を忘れられないのは当たり前。それは篤が残した店を1人で続けている事からも十分に分かる。
だからもう解放してあげて欲しい。

自分が最悪の状況なのに六花を想って涙を流す葉月。
メルヘン世界をさまよって篤の気持ちも少しは理解できたのだろう。
しかしそれとこれとは話は別。葉月が一番に想うのは六花の気持ち。
鈍感で純粋。葉月の一途さが切ないです。

立場が逆転し、篤の気持ちが少し分かった葉月。
幽霊になって3年、ふわふわと誰に気づかれる事も無く店長のそばを漂っていた・・・
でもその同情は禁物です。やっぱりお人好し。

いつから入れ替わっていたのか?
このまま中身は篤の葉月と過ごして行くという選択も選択もあります。
しかし六花は葉月を忘れてはいなかった!

そこ重要?
六花にとっては自分が抱かれた相手が誰かってことなんですからめっちゃ重要!


2人の会話を聞き、何やっちゃってくれてんの!?
自分の預かり知らぬところで着々と既成事実を作られていた事に驚愕!

「じゃあ、私が好きになった葉月くんはどこにいるの?」

強烈な一言を放ちましたね。
六花の幸せを想ってこの世に残っていた篤にはキツイ一言。
図書館帰りの告白は寂しさを紛らわせるためでも、ストレートに感情をぶつけてくる葉月に流されたものでもなかったんですね。

少しずつ前に進んでいた六花。
篤は死んでも尚、彼女の幸せを願っていたのに、やはり彼の時間は3年目に止まったままだった。

最近は置いてけぼり状態だった六花の気持ちが見えてきて面白くなってきました。
ノイタミナ枠は基本11話だから次が最終回?どうなるんだろう!すごく気になります!


夏雪ランデブー 第9話

夏雪ランデブー 第9話

絵本の世界に閉じ込められた葉月。
六花を好きだと言う気持ちはブレないですね。

もし振り向いてもらえなくてもやりきるしかないと泣き続ける六花(幻影)を置いて先に進む。
蚊帳の外の葉月が一番格好いいです。

今度は白雪姫の世界ですか。ガラスの棺を運ぼうとしている小人のおっさんたちw

どんな姿でも六花姫にデレデレの葉月。
姫を目覚めさせる王子は自分でいいのか?そそくさと去っていく小人たち。
これは期待しちゃいますよね。

しかし姫はバーニング!ガラスを叩き割って自分で起きて来ちゃいました(えー
しかも葉月=王子を全否定。

葉月には健康な体や前途洋々な未来がある。
でも店長は振り向いてくれない・・・

問題は現状、閉じ込められてしまっているわけでここから抜け出さなくては体も未来もないわけです。
でもまだまだ危機感が足りない感じがします。

腐葉土を踏みしめ歩く篤。
どれだけ歩いても疲れない葉月の体。ここでこうしていられるのも彼の体のおかげだと・・・
自分の体では味わう事の出来なかった感覚なんでしょうね。

体育の授業に一度も出たことがないと言う篤。
走り方ガっ!wいくら運動音痴でもこれはヒドイ。しかしこの走り方ガフラグだった。

夏雪草を植える誰かを見つけた六花。
彼は篤なのか、葉月なのか・・・?逃げる篤の走り方で中身が篤だと断定されてしまいました。
あれはバレるわw

六花に葉月が篤だと言う漠然とした思いがあった事、篤の中の未練が隠し通す事に勝った事。
この二つが重なってしまったんですね。

自分のやりたいこと、やるべき事を終えたら葉月に体を返し、消えるつもりだったのでしょうか。
しかし自分の名を呼び、涙を流す六花を見て未練王子の未練が外道になってもいいと心変わりした?

幽霊にになった時点で人でなしだ。
篤の生への執着が葉月との逆転現象を起こしてしまったようです。

突然王子認定された葉月。その姿は篤に変っていた・・・
まさか本当に逆転してしまうとは。乗っ取られてから長かったから、何かしらの弊害が出るとは思っていたけどこれはヒドイですね。

ここから葉月はどう巻き返していくんでしょうか?
逆転したままエンドとかありえないし、葉月の体の篤を六花がどう見ているのかも気になります。

今回は篤と六花の回想シーンがちょっとクドかったように思います。


夏雪ランデブー 第8話

夏雪ランデブー 第8話

メモの筆跡。ひらがなをカタカナで書くこだわり。
六花の好きな花ばかり使った思い出のフラワーアレンジメント(多過ぎ)

六花もさすがに何かがおかしいと気づき始めます。
そして無くなったスケッチブックとダンナの仕事道具と『夏雪草』

自分の好きになった人が何者か分からない。
それを確かめるために六花が動き出す。

多分遺品整理に出た篤。
六花からの電話にもう少しだけと出てしまうのね。ああ、未練たらたらですよ。

泥棒はいけないと夏雪草を返してと言う六花に
「盗んでいったのは葉月君だよ・・・」と心で呟く篤。大事な六花を盗られたって事なんでしょうね。

絵本の世界に捕らわれた葉月はこの状況にまだ危機感を感じていませんね。

本当に来るのか?バカ王子w
しかし姫に貴方より馬鹿な人、見たことないと言われて落ち込んでる場合じゃなさそうです。

六花が望むことは何でもしてあげたい。
それが篤と再び暮らすことだったとしたら?
ここまで戻れないと不安になるのも仕方ないでしょう。
実際死んだ旦那が忘れられないならまだしも、今は体は違っても目の前にいますからね。

一緒に居られるならどこだっていい。
別に遠くに行きたいわけじゃない。ただ一緒に行けたらいいなという程度の願望。

病気で歩く事も間々ならない身では些細な願いも聞いてやれない。
篤は六花(や周り)に負担を掛けないようにと、生前は執着を見せなかったようですね。

それが死んでからは往生際の悪い事。
自分にデレンデレンだった妻が他の男を好きになった。
六花の変化を見るのは複雑な気持ちでしょうね。

絵本の店長はまたミニミニサイズのおやゆび店長に。 篤の物語が動き出した証拠。
美術の成績はこの際気にしなくて良いのだよ。そんな場合じゃないだろう。

思い出に心を捕らわれ過ぎると、本当に元に戻れなくなってしまう。
本人は親指店長にメロメロ状態ですが、絵本の世界、篤の精神世界に迷い込んで葉月もそろそろヤバくなって来ましたね。

突然現れた六花との現実世界。しかしそれは今の葉月の現実ではない。
意識が飛んでしまっていた葉月。精神が肉体から長く離れていることの弊害でしょうか。

ここが絵本の世界だと言うことを忘れないで。
忘れてしまうとお墓に入れられても気付かないって・・・マジでヤバイんじゃん。

王子の往生際の悪さを甘く見ないほうがいい。
しかしそこに作為的なものを感じないのも確か。それは王子が姫を自由にしたいと言う本音も持っているから。

ずっと側にいたい。その反面自分への想いに捉われず自由になってもらいたい。
王子の複雑な心境がこの複雑な状況を生み出しているのね。

ミホにお店を任せて葉月(篤)を追う六花。え?アテ無いの?
葉月の行動が完全に篤絡みと気付いたようなので再会に時間は掛からないでしょう。

旦那がまだ忘れられないと泣く六花を見て諦めない宣言する葉月。
やっと動き出すんだろうか?
もしかして身体を返す時にこの物語は終わるって事?
身体を貸したまま、勝手に動かれている葉月が気の毒です。

篤と六花がちゃんと向き合わないと終われないような気がするけど、体乗っ取られてから長いですね。
葉月頑張れ!


夏雪ランデブー 第7話

夏雪ランデブー 第7話

六花さんが上げて落として告白。
その流れで2人で思いつくままにお出掛け。

六花は葉月とデートのつもりですから、篤の心中は複雑です。
夏にはちょっと早い浜で花火。六花さん誘ってやがるぜ。

葉月(篤)と六花がとうとう一線越えてしまいました
でもそれは3人とも切なくなる状況です。

心は篤で体は葉月。
体を重ねた時に、体と心、どちらが優先されるんでしょうか?

篤の気持ちも分からなくはないんだけど、人の体を借りてやることじゃないよなぁ。
六花の気持ちに応えたってことでいいのかな?

「こんなことは長く続かない、長引けば悲しくなるだけ」

入れ替わっている時間が長くなるほど、六花の側にいられる嬉しさと同時に、自分がこの世のものではない現実が突きつけられる。

体を借りて、六花の側にいればいるほど切なくなってくる。
このままでいいはずがないと篤も十分に分かっているんでしょうね。

貸した体でどんどん先に進まれちゃってる葉月はメルヘン世界で海にドボン。
上半身裸の人魚姫店長にドキドキして自分のシャツを差し出すあたりwウブよねぇ~ちょっと萌えました。

こちらは幽霊旦那込みで六花さんを受け入れるつもりのようです。めぞん一刻の五代くんか?
そんな葉月を王子が気に入ったという人魚店長。
葉月には「はぁ?」な発言ですが、彼とシンクロ出来たことがその証拠になるのかな?

篤の未練も切なさも分かるけど、そろそろ六花を解放してあげてもいいんじゃないかな?
その決意が大荷物で出掛けたことに繋がるんでしょうか。

急いで店に戻った六花は店の中に篤の面影を見る。
店の中には篤作のフラワーアレンジが。メモの字から篤の存在に気付いたかな?

ってまたこんな思わせぶりな所で終わるぅぅぅ!
そろそろ体の交換も終わりにしないとマズイ状況です。

篤が自分の気持ちに決着を付けなければ状況は変りません。
切ないけどちゃんと自分でケリをつけて欲しいですね。