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TARI TARI(終)

TARI TARI 第13話「晴れたり 泣いたり あとは時々歌ったり」

第13話「晴れたり 泣いたり あとは時々歌ったり」

なんともまぁ爽やかな最終回。久しぶりに綺麗な青春モノを見ました。

白祭当日も雨。雨女パワー恐るべし。

娘の文化祭のため本日休業
和奏パパンの親バカっぷりが可愛い。まぁ親バカっぷりは紗羽のところも負けてませんねw

登校してみれば、校門は厳重に施錠され、鎖まで掛ける警戒っぷり。
理事長はどうしても白祭を潰したいらしい。自ら監視に来てます。おっさん暇なん?

学校を潰してマンションを建てるのは経営者という立場で考えたら百歩譲って理解しよう。
しかしここまで執拗に白祭潰しに躍起になる理由が分からない。

いくら来夏が小さくても柵の間を抜けるのは無理だからw
校門を強行突破しようとした合唱部の前に現れた理事長。
校則違反と将来の進路を持ち出して教育と言う名を借りた脅迫。
お前が教育を口にするなよー

白祭の開催を許可してくれたのは校長。理事長に直接生徒を処罰する権限はない・・・
とっても弱腰ではありましたが、校長が自分の首を賭けて生徒のために立ち上がってくれました。
事故とはいえ、理事長のズボンを下げちゃったのはトホホですねw

やっぱり教頭も来てくれた。
吹奏楽部と声楽部で合唱部のサポートをすると・・・
警備の人も帰らせちゃったようです。何気に校長より威厳ある教頭w
校門で合唱部が理事長ともめている間に他の生徒はすでに校舎に入れてしまうと言う周到さw

観客も集まり、雨も上がった。流れは完全に合唱部のものですね。

合唱部の関係者、街の人が見守る中、音楽劇がスタート。
声楽部のコーラスをバックに歌い上げる合唱部。もうこの時点で涙腺決壊してました。
その後の描写はありませんでしたが、白祭は成功したんでしょうね。

高校3年ですから、あとは進路の話になるわけですが、バドミントンで早々に推薦を決めた大智。
まさか騎手になるために紗羽が海外留学するとは!

和奏は音楽の道に進むために教頭に教えを請うことに。
天才肌のまひるさんを恨めしくも羨ましくもある。でも2人ともまひるさんが大好きだと伝わる会話がいいですね。

紗羽の出発の日。え?大智の告白が聞こえないーーー!
なんて言ったの?わー気になるわぁ。

紗羽のいない卒業式。ビデオメッセージで歌いだす和奏、来夏、大智、ウィーン。
きゃー青春!つかちょっと恥ずかしい/// でも紗羽には最高のメッセージでしょうね。

ウィーンはヤンに再会し、来夏が女子大生ですか。
和奏も進学したようですし、皆それぞれの道で上手くやっているようです。

上手く行き過ぎかな?って部分もありましたが、1クールの中で上手くまとめたと思います。
欲を言うなら紗羽と大智がどうなったか見たかったです。

背景もキャラもブレずに丁寧に描かれていました。相変わらずモブキャラの描き込みがいいですね。
卒業式で和奏の隣りにいた眼鏡っ子ちゃんが可愛かったw

スタッフ、キャストの皆様お疲れ様でした。
ここまでお読みいただいた方にも感謝です。ありがとうございました。





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TARI TARI 第12話「重ねたり響いたり」

第12話「重ねたり響いたり」

「やろうよ、白祭!」
ということで、白祭で歌うことを決めた合唱部。

ベストは学校に許可を得て、お客さんがたくさん見に来てくれるいつもの白祭。
しかしハードルは高い・・・

生徒会に白祭中止の中止を提案する来夏。

本気でプロを目指している人間にとって学校祭はお遊びかもしれない。
しかしそこしか発表の場がない人だっている、と訴える来夏。

プロを目指す人にとって学祭なんて邪魔と言っているみたいでこの言い方はヤダな。
(この学校の普通科と音楽科の温度差がこういう発言になるんだろう)
そういう人もいるだろうけど、みんなで何かをやり遂げた経験は絶対に自分の糧になる。
来夏自身が現在進行形じゃないか。祭りなんだからお遊びの部分があってもいい。真剣に楽しんで欲しいと思うわけです。

今回それを感じたのが被服部の子達かな。
衣装まで手が回らなくなってしまったウィーンの代わりに衣装を何とかしようとする大智。
しかし不器用なのは周知の事実で期待されてない。それでも被服部に作り方を教えてくれと頼み込む。

大智のあまりの不器用さに思わず手を出してしまう被服部さんですが、みんな一様に楽しそうなんですよ。
この子達は本当に服を作るのが楽しいんだなって。
大智は不器用だけど、不器用な真っ直ぐさでしっかり合唱部の想いを広げていく。大したものですよ。

話は前後するけど、背景を描いてもらう対価を調達しなければならない大智。
紗羽に写真を撮らせて欲しいと言ってみる。
ちょっと怪訝な顔をしたけど「可愛く撮ってね☆」と快諾。
紗羽は相変わらずさっぱりした性格してるなぁw
大智が意味もなくそういうことを言い出す奴ではない事も分かってるんでしょうね。

その写真ください!
しかし友人に渡したのは了解を得て撮った写真ではなく、音楽室を出る際にチョイ撮りした写真とかw
大智可愛いなぁ。ホントこの子面白いわ。紗羽を意識しちゃってますね。

母のお墓参りに出掛けた和奏は母の墓前に立つ教頭を見つける。
学校がなくなることに相当ショックを受けてます。この件で一番ダメージを受けているのは教頭でしょう。
まひるさんとの思い出の音楽が詰まった学校。そこにいることがある種、彼女とまひるさんを繋いでいるような感覚だったのかもしれません。

和奏が母と完成させた曲を教頭に聞いてもらう。
音楽に愛されたまひるさんの隣りで、音楽に愛されるという才能ばかりを重視し、音を楽しむ事が二の次になってしまっていたようです。

苦しんで、悩んで、それでも仲間がいたから完成させることが出来た。
そうして完成させた曲は和奏にとっての誇りであり、みんなにとっての絆になるんでしょうね。

もう一度理事長に白祭の開催を申し入れる校長ですが、言ってる事は全部来夏が言っていた事。
校長にも校長の立場ってのがあるのは分かりますが、もう少しどうにかなりませんかね、この人。

工事の遅れと老後の心配だけしていればいい。17時以降学校に残っている生徒は停学。
え?こういうの理事長1人で決められるの?学校経営って私物化できないでしょ。
理事会とかどうなってんでしょうね。

次回、最終回。白祭は無事に開催できるのでしょうか?

TARI TARI 第11話「満ちたり欠けたり」

第11話「満ちたり欠けたり」

白祭の準備に取り掛かる合唱時々バドミントン部。

来夏の台本は無駄に壮大w さすが来夏クオリティwww

大道具の大智は『画伯』なんですね。
曲を作る和奏、振り付け担当の紗羽。みんな初めてなんだからやる前から諦めるな!と押し切られたw
それを見たウィーンの熱血に火が付いちゃいましたね。

諦めるなと言ったものの、出来上がった絵を見て一同絶句。 逆に気になるわwww
美術部に下絵を頼み込む大智。
部長には却下されたけど、友人が紗羽のピンの写真と交換することを条件に最後まで引き受けてくれる事に。
紗羽ファンはやっぱりいたか。

1人振り付けのに練習をする紗羽を見つけた大智。依頼どおり写メを撮ろうとしますが、見蕩れちゃってますw
残り話数でこのフラグ回収は難しいか。
紗羽のバク転すげぇ~これ、見えたよねwww

緊急職員会議。 高橋先生も赤ちゃんを抱いてやって来ました。
まさかマンション建設のために廃校になるとは思わなかった・・・ 音楽科廃止くらいかと思ったら全校レベルでしたよ。
私立だと理事長の一声でこういう事も起こるんでしょうか?
学校を潰してマンションを建てるとかにわかには信じられない展開です。
在校生は卒業までは保障してもらえるようですが、プレハブ授業はキツイです。

音楽劇の伴奏は生が良いと声楽部の子に伴奏を頼みに行った来夏。
教頭も最近は部活を休みがちだそうな。

宇宙から来たロボット兵器が電池が切れたロボット兵器みたい・・・
兵器であるところは譲れないんだね。

教頭が来ないとグダグダな声楽部。よくこれで遊びじゃないとか言ってのけたもんだ。

教頭から知らされたのは白祭中止の連絡。
え?文化祭よりもマンション優先? 最悪のタイミングだな。

白祭、新入生募集の中止、廃校と保護者にも説明がありますが、一様に納得のいかない表情ですね。

こうなると気が抜けてしまうもの。 そんな中、曲を完成させた和奏。
学校のことは自分たちではどうしようもないけど、みんなと一緒に歌いたい。
「やろうよ、白祭!」
もちろん他のメンバーも同意。
最初は音楽に対して後ろ向きだった和奏の前向きな姿勢に救われました。

5人だけでは何も出来ないと思います。
5人の想いがが学校全体、地域へと広がっていくのでしょうか。

和奏の作った曲が早く聞きたいです。


TARI TARI 第10話「萌えたり燃えたり」

第10話「萌えたり燃えたり」

アバンはまひるさんのお見舞いに来た教頭先生。
まひるさんに呼ばれたようですが、その意図は?

『西之端ヒーロー・ショウテンジャー』!! いざ参る!w
 
それにしてもウィーン、ノリノリであるw
さすがに腰が引ける他のメンバー。 逃げようかと言う大智w

『私は女優、私は女優、私は女優・・・・・・』
来夏・・・その気持ちワカランでもないわw

1回目のショーは道行く人もポカン。5人の息もまだピッタリとは行かない。
そこに悪役登場。普段の運動不足が祟ったのか悪役が1人リタイアするハプニングなどありましたが、出だしは好調。
腹を括ってしまえば恥ずかしさも楽しさに変ります。

リタイアしたおじさんに代わって悪役を演じるのは志保さん。
妙なところで母娘対決w何このノリノリ親子。可愛過ぎるわw

そんな5人を見つめる冷ややかな視線に気付いた和奏。
あらあら声楽部の嫌味ちゃんですか・・・チクリフラグだな。

バイトの延長を打診された5人ですが、白祭の準備も進まず考えさせて欲しいと答えを保留。
バイトの合間にちゃちゃっと曲は作れないよね?と言われて和奏は来夏にちょっと八つ当たり。
作曲に煮詰まっている時に言われてムカついちゃったのね。

教頭から呼び出しが・・・やっぱりチクってたか。
学生らしい振る舞い云々とテンプレなことを言ってバイトを辞めさせようとする教頭。
しかしバイトの許可を出したのも教頭です。
一度出した許可を取り下げるのは教頭らしくないと言われ、それ以上は何も言えず・・・

志保さんの言葉を思い出し、教頭に曲の作り方を尋ねる和奏。
テープから流れるまひるさんの声にはっとしてすぐにラジカセを止めちゃったけど、過剰な反応が気になりますね。

高校時代を思い出す。テレ顔可愛いなぁ~
音楽は歌を楽しむもの。まひるさんはずっとこのスタンスなんですね。

まひるさんのことを思い出し、自然と和奏にアドバイスを出す。

楽しんでいないから。
作らなければと思っている間は無理。それは作業です。
歌は心の奥から溢れてくるもの。

こう語ったときの教頭の顔は穏やかで、この人は不器用なだけで音楽が好きな人だと感じました。
まぁすぐに教師の顔に戻っちゃいましたけど。
今の和奏にはこれだけでも十分でしょうね。

そしてアバンのお見舞いのシーンへ。
合唱部は貴女一人で作った。それがまひるさんへのコンプレックスのようです。
だから『合唱部』ではなく、「声楽部」に拘るんでしょうね。

終始硬い表情の教頭に対し、最後に会えてよかったと弱々しい笑顔を向けるまひるさんが(泣
いつもまひるさんの背中を見て、敵わないと思い、そして敵わないままもう会えなくなってしまった。
教頭の心のモヤモヤの原因はこの辺にもありそうです。

場面は一転、ショウテンジャーw

白祭資金のために一番のお宝を売ろうとする来夏。
二束三文だと止める大智。二束三文かは分からないけど、白祭のため大事なものを売るのは違うよね。

そしてそのお宝が盗まれる!妙に自転車の男が目立っていると思ったらこういう事か。

ウィーンのヒーロースイッチがバーストモード!!
自転車の盗人を執拗に追いかけ、追い詰める。

殴られ、蹴られ鼻血を出して倒れてもウィーンのヒーロー魂は折れなかった。

いきなり歌われたらそりゃ逆に怖いです・・・
犯人がドン引きするほど熱い魂を見せつける合唱部。否、ショウテンジャー!w

お手柄ご当地ヒーローと新聞にまで載っちゃいましたw

ヤンへの手紙は届かないけど、どこかで頑張っているヤンのために手紙を書き続けるウィーン。
ウィーンのヤンへの気持ちも、ヒーローとしての熱い魂も消えることはありませんでした。 めでたし!

学校では本格的に測量が始まってますが、校舎に手を入れるみたいですね。
教頭の憂いはまだまだ続きそう。
教頭がどのような行動に出るのか楽しみです。

ちょっと?ずれてるけど、ウィーンの熱さに燃えました。
今の日本の高校生ではなかなかお目にかかれません。
帰国子女という設定がウィーンの行動を不自然に感じさせず、好感を持って見れました。


TARI TARI 第9話「白くなったり赤くなったり」

第9話「白くなったり赤くなったり」

いきなり勇者王とか、番組間違えたかと思ったw

ウィーン時代の友人・ヤンに出した手紙が戻ってきてしまう。
なんだか寂しいアバンですが、待ちに待ったウィーン回です。

ようやく5人の合唱が聞けるかと思ったら選考会終わってた・・・
5人揃っての歌声は最終回までお預けなんでしょうか。
しかしメインステージ出演の権利は勝ち取った?みたいですね。

来夏が提案したのは『音楽劇』。正直、今からじゃ難しそうです。
ノープランで突っ走る来夏らしい提案ですけどねw

実際、音楽劇をするにもお金はか掛かるわけで・・・

和奏はまひるさんとの約束の曲作り。しかし作曲というものを掴みかねている様子です。
音楽好きのお母さんと過ごしてきたけれど、作曲のノウハウとかそういう教育的なことは教えてもらってないんでしょうね。
やっとスタート地点。でもいきなり躓いてます。

ヒントを得るために紗羽ママにお母さんの事を聞かせてもらえるか紗羽に聞いてみる。

商店街では売り上げ現象の打開策を検討中。
惰性で会合を開いているようにしか思えない。ただのお茶飲み会状態ですね。
紗羽ママのアイデアでご当地ヒーロー結成!?

タイミングよく電話してきた合唱部が捕まっちゃいましたw
美味しいケーキがあるからと誘っておいてバイトの話とか、紗羽ママ策士だのうw

ウィーンの心の支えはヒーロー。
いざご当地ヒーローの話を聞いて落ち込んでいたウィーンのヒーロースイッチがオン!!
ヤンからの手紙が返送され落ち込んでいましたが、ヒーローの使命(?)を思い出し前向きに。

もう普段の天然ボケウィーンじゃありません。若干ズレてるところは変らないけど、ご当地ヒーローとはいえマジモード。
どうせ商店街の客集めと軽く考えていた他の4人ですが、ウィーンのヒーローとヤンへの思いを知ってやる気を出し始める。

適当に赤いスーツを選んだ紗羽。
ウィーンにレッドになる覚悟を問われてすかさず譲っちゃいました。まぁそうなるわなw

紗羽の体型でヒーロータイツはエロ過ぎだと思うんですけど・・・w

理事長が持って来た話の内容が気になります。
教頭は相当お冠&落ち込み方が凄まじい。

バイトの許可を貰いに行った合唱部。
いつもなら難癖を付けてバイトを阻止しようとするはずなのに、心ここにあらずであっさり許可。

ここまで教頭にダメージを食らわす出来事ってやっぱり音楽科絡みなんでしょうか。

ヒーローのお話は次回に続く。
高校生がタイツで商店街の客寄せバイト。しかもヒーローショー。
何故あんなにも楽しげにやれるんだ?ホントいい子達なんだろうなぁw

まひるさんが作った曲は教頭も携わっていたんですね。
厳しい態度は真面目過ぎるくらい音楽が好きだからかもしれません。